物語
僕が 惑星喫茶 ᑎYᗩᗰᑌIᑎOを
ここ 地球で はじめた理由をお話しするね
まず僕がいたところを紹介するよ
少し長くなる、
僕の住んでいる惑星は こわいところ とても
外はでれたものじゃないし
毎日毎日怯えて生きている
みんなつめたい
僕の好きな子といっしょに地球って惑星の図鑑を読んでるとき
『クリームソーダ』というものに
目をキラキラさせてた
僕は見逃さない
好きな子の1秒たりとも目を離さない僕にはイージーだ
調べていたら 喫茶店というところで
よくだされているメニューらしい
もちろん ここ惑星 ᑎYᗩᗰᑌIᑎOには
喫茶店なんてない
ぱっとひらめいた
僕が喫茶店をやってやる
そうして僕は キッサ の店長になった
好きな子は毎日くるよ
惑星 ᑎYᗩᗰᑌIᑎOでは いつも 惑星的戦争がおこってて そのせいでお店が壊れちゃう
毎日好きな子が来る前に大工事だ
・
・
・
完璧
好きな子がきて
いつもの♪ という
僕は はいっ♫ って
とれたてのきれいな星屑 培養した美味しい雲を
いれてクリームソーダを出す
あの子が好きな きれいなミズイロ
〜
最悪のその日がきた
惑星的大戦争がついに自らを攻撃して
全て 思いつく全てが木っ端微塵になった
みんなも散り散り
僕はとにかくあの子が大切にしてた
星のお皿をつかんで
…..
ごめんね そこから覚えていないんだ
気づいたら地球によこたわってた
えらくとばされてしまった か ワープした
僕はもう好きな子に会えないんだろうか
僕たち惑星の住人は
木っ端微塵になっても
僕自身の 粉が
ひとつのところに集まれば
もう一度 からだが
復活する
良く言えば 不死身
でも そんなのは
不可能に近い
たくさんのいい思い出があったら
からだはそれぞれに 散ってしまう
死とはそういうものかも
ごめんね ひとりごと….
….
僕の好きなあの子は
どうなったんだろうか
きっとまだ生きてる
僕も何故だか地球にきている
もしかしたら あの子も地球に。。。
そう思い立ったら行動するしかない
喫茶店に僕の住んでいた 惑星の名前をつけた
好きな子が 辿り着けるように
僕はいつまでも待つ
あの子がまた いつもの♪と
あの時間が
その日が
くるまで
僕は…
店が作られた背景
プロデューサー兼店長であり、このお店の仕掛け人 ねここぢる にゃむ(https://twitter.com/kmus_panda?s=20)の頭の中にあった惑星の住人たちの架空の喫茶店「惑星喫茶ᑎYᗩᗰᑌIᑎO ໒꒱」を現実世界に実現させ、ひとりぼっちの居場所を作りたいと始めたプロジェクト。
1階では彼女がこだわり抜いて厳選、リメイク、した服や小物、さらには彼女がデザイン、製作を手掛けるぬいぐるみまで、様々なグッズを販売する「かわいいもの屋さん」。階段を上り2階に上がればまるで夢の中へ迷い込んだような幻想空間が広がり、惑星の住人たちが作るパフェやクリームソーダなどがいただけます。
もともと”ひとりぼっち”だった彼女自身が手がける、合法的幻覚空間を是非 お楽しみください。
お店のこだわり
内装プロデュース、衣装デザイン並びに製作からメニュー構想、1階で販売する服や雑貨などのセレクト、店全体のコンセプトイメージに至るまでの全てをプロデューサー兼店長のねここぢる