スカス67】のブレードは木目のように何層にも折り重なって見える美しいダマスカス鋼を採用しました。
日本刀が折れないのは、刃の両脇に柔らかく粘り強い軟鉄を用いているから。
堅い芯材は横からの衝撃には脆く、軟鉄に挟んでその脆さを補完します。
包丁も同様で芯材を両脇から柔らかい金属で挟んで、芯材に掛かる負荷を分散し刃こぼれを防いでいます。
【ダマスカス67】はV 金10号の芯材を挟む素材に高品質なスウェーデン製のダマスカス鋼を採用。
ハンマーで叩いて何度も折り重ねながら鍛造し66層ものダマスカス模様を作り上げました。
鋼は鍛造を繰り返すと硬度が増す半面、脆さもでます。
66層はメーカーがたどり着いたナイフの粘り強さに最も適した堅さで、商品名の「67」は66層に芯材を足した数。
【ダマスカス67】はそのネーミングにもナイフ製造のこだわりが溢れています。
ブレードは粒度5000#の砥石で丁寧に鏡面仕上げ。
ダマスカス模様の美しさが一層際立つばかりか、刃金にのこぎり状の刃をミクロの単位で付けることで鋭利な切れ味を極限まで高めています。
もちろんダマスカス鋼もステンレス。
その美しさを長く保ちます。
【ダマスカス67】は実用性と美しさ、そして耐久性を備えたマイカルタ製のハンドルを使用しています。
マルカイタは米国ウエスチングハウス社が開発した素材で、木や紙、繊維など自然素材を幾重にも重ね樹脂で固めているため天然木のような狂いが生まれず、しかも衝撃や熱にも強い特徴があります。
また積層構造から生まれる木目のような模様が美しく、欧米ではハイエンドナイフのハンドルに好んで使用されています。
さらに【ダマスカス67】のハンドルは人間工学に基づき持ちやすい楕円形で設計。
ブレードとのバランスが取りやすく、しかも軽いので疲れることなく長時間扱えます。
加えて【ダマスカス67】はブレードからハンドルまで一体構造。
トリプルリベットでハンドルとマイカルタを固定しているので、ブレードがハンドルから外れることもなく耐久性も抜群。
ハンドルから刃の先端までまっすぐな傾斜は手の力が食材までダイレクトに伝わるので堅い食材も軽い力で押し切れます。
【ダマスカス67】はシンプルならが幅広い食材に対応出るように、ブレードの形は和包丁を参考に設計されています。
小さなキッチンでは包丁を置く場所が困りもの。
できれば少ない本数でまとめたいですよね。
今回【ダマスカス67】は用途が幅広い「シェフナイフ」、柔らかい素材のカットに重宝する「ユーティリティナイフ」、ハンドリングがしやすく果物の皮むきに便利な「ペティナイフ」の3種類を用意しました。
シェフナイフは一般には「牛刀」や「洋包丁」と呼ばれるもので、肉の塊や魚の三枚おろし、カボチャやスイカなど大きな食材を切るのにおすすめ。
三徳包丁や文化包丁と同じように幅広い食材に使えるので、一家に1本あると大変便利です。
ユーティリティナイフはシェフナイフより一回り小さく、薄刃の包丁。
そのためトマトやピーマン、サンドウィッチなど普通の包丁では潰してしまう食材も形を崩さず薄くスライスできる優れもの。
食材を美しく魅せられるので、料理の見栄えもワンランクアップします。
ペティナイフはブレードが小さく鋭利に作られたナイフで、ハンドリングがしやすく果物やジャガイモの皮むき、カボチャや大根の面取りもスムーズに行えます。
またフルーツカービングなどの細かな飾り切りも難なく行えます。
【ダマスカス67】は錆び