アイヌ文化伝承者・浦川太八80歳。今を生きるアイヌ文化を伝える企画展にご支援を!

アイヌ文化伝承者・浦川太八80歳。今を生きるアイヌ文化を伝える企画展にご支援を!
北海道浦河町で一年を通して山猟・川漁を現役で行いながら、工房ではマキリ(小刀)やタシロ(山刀)など多くの木彫作品をつくり続ける浦川太八氏(2021年に80歳を迎える)。今を生きるアイヌの中でも唯一と言っても過言ではない猟師と木彫家、2つの顔を併せ持つ浦川氏の技・知識・経験を次の世代へつなぐ企画展。

卒業後、渡米。サンフランシスコ・アカデミー・オフ・アート・カレッジにて写真学科を専攻。1983年ロンドンでフリーランス・フォトグラファーとなる。1984年東京に事務所を設立、東京、ニューヨーク、ロンドンで活動。1996年渡伊。ミラノをベースにファッション誌、コマーシャルワークを数多く手掛ける。また彼女自身のアートプロジェクトは、イタリアと日本のギャラリーにおいて多数開催されている。

イタリアプロ写真家協会評議委員。

【ニシカワヨシエ氏からのメッセージ】

プロジェクトをやろうと思った理由

春は山へ行き、行者にんにく(プクサ)などの山菜を食べる分だけいただく

メディアへの露出などをあまり好まず自らの道を歩んできた、浦川太八氏が今年80歳を迎える年に、派手なことではなく、浦川氏の生き方と同様にリアリティのある企画展を行いたいと計画しました。補助金等の活用もひとつの候補としてあがっていたのですが、浦川太八氏の人となりや生き方、生活に根ざしたアイヌ文化との寄り添い方に共感して頂ける方々のご支援とともに、この企画展を実現できることが一番良いのではないかと考え、はじめての試みとなりますがクラウドファンディングのプロジェクトにチャレンジしてみよう!という結論にいたりました。このプロジェクトを通してアイヌ文化を初めて知ったという方もいらっしゃるかと思います。「アイヌ文化」を知っていただく機会をクラウドファンディングを通して発信できることも大きな魅力のひとつでした。

秋の鮭漁で釣った鮭で作るチタタ(プ)()内は小文字表記
これまでの活動

2018.9.18  取材撮影① 小動物の罠猟、マキリ(小刀)制作、熊肉のオハウ

2019.1.9  取材撮影② 冬の鹿猟

2019.10.28 取材撮影③ 鮭漁〜<流し網漁+マレ(ク)>カジカのオハウ ※()内は小文字表記

2020.10.12 取材撮影④ 鮭漁〜<流し網漁+マレ(ク)>+チタタ(プ) ※()内は小文字表記

2021.4.29 取材撮影⑤ 山菜採集(プクサ+こごみ)、熊肉のオハウ

2021.6.21  取材撮影⑥ マキリ(小刀)制作、蕗採り、クロソイのオハウ
資金の使い道

集まった支援金は、企画展開催にかかる費用とリターンにあてさせていただきます。

・会場設営費

・展示写真作品プリント代

・図録写真集印刷代

・Tシャツ&ステッカープリント代

・CAMPFIRE手数料

※仮に想定金額以上の支援金が集まった場合は、浦川太八氏の制作活動に回させて頂く予定です
リターンについて

開催期間中、実際の会場に足を運んでいただけない方にも、浦川太八氏の世界を感じていただけるように本企画展の図録写真集(ニシカワ・ヨシエ氏撮影作品含む)を支援頂いた方全員にお届けいたします。

その他、当会の取り組みに共感いただいた感謝の意を込め、「オリジナルデザインTシャツやステッカー」の他、一般にはほとんど出回ることのない「浦川太八氏作・熊の爪ストラップ」などをご用意させていただきました。詳しくはリターンの各金額ごとの欄を御覧ください。
実施スケジュール

6/30. プロジェクト募集開始

7/上旬 webサイト公開 =SNS等で順次企画展準備の進捗報告=

7/31. プロジェクト募集終了

8/2. 企画展会場準備(搬入)

8/3. 企画展初日(オープニングレセプション実施予定)

8/8. 企画展最終日(会場撤収)

9/上旬 リターンのお届け