書と音楽の新感覚パフォーマンス《音と言葉の間》の舞台をみなさまにお届けしたい!

書と音楽の新感覚パフォーマンス《音と言葉の間》の舞台をみなさまにお届けしたい!
書道とクラシック音楽の融合した、新感覚クラシックライブパフォーマンス《音と言葉の間》の舞台を開催します!「音を形に残す」をテーマに、アートの生まれる瞬間を体感するライブを多くの方に楽しんでいただきたいです!

マツダのモ ーターショーでのパフォーマンスなど、作品制作以外にもロゴやデザインを幅広く手掛けている。
このプロジェクトで実現したいこと

皆様のご支援で、我々はこの夏、2つの公演を行います!

1) 8月15日(14時開演)於:栃木県総合文化センター小ホール

2) 8月18日(18時半開演)於:MUSICASA(代々木上原)

公演の詳細は下記ページをご参照ください。

•新型コロナウイルス感染拡大で特に多く影響のあった地元栃木の舞台関連業者(照明など)を、事業継続の一助になるよう、積極的に起用します!

•《音と言葉の間》の表現を多くの方に知っていただくために、インターネット生配信を行います!

•次項で述べますように、この困難な状況にあって、芸術を共有することの大切さを公演を通して多くの人に共有していただきたいと思っています!

プロジェクトをやろうと思った理由

私たちは3人とも、海外で研鑽を積んだ経歴を持ちます。日本人としてヨーロッパで西洋音楽に取り組むことや、ヨーロッパで日本の芸術活動を行うことの意味を、それぞれ考えてきました。そして日本とヨーロッパの、いわば間にいる私たちにしかできない表現があるのではないかと模索を続けてきました。

そのひとつの答えが、音楽と書道のコラボレーションです。

音楽は音が発せられ、そして消えてゆく時間を共有する芸術です。それは形として残りません。一方で書道はふつう書かれた作品だけが鑑賞されます。作品が生まれる過程が共有されることはほとんどありません。そうであれば、もし両者を理想的な形で組み合わせることができれば、音は形として残り、書はその生まれる瞬間が共有されるでしょう。互いに相異なる芸術が時に補い合い、また時にぶつかり合うなかに、洋の東西を越えた新しい表現の可能性があるはずです。

私たちが乗り越えようとしているのは文化圏やジャンルの特性の違いだけではありません。歴史や時間の問題があります。私たちは書道やクラシック音楽という長い歴史をもつ芸術を、今現在行うことの意味を常に考えてきました。古くからのものをそのまま繰り返すだけでは、その真価を伝えることはできません。

表現は今できるやり方、今だからこそできるやり方で初めて、

「今を生きる人に訴える力」

を持ちます。
私たちがさまざまな舞台装置やプロジェクションマッピングを駆使して舞台をつくるのはそのためです。

このような、常に新しい表現を求めていきたいという強い思いから、この企画を立ち上げました。とはいえコロナ禍の現在、私たちの活動も他の社会的活動と同様制限されています。本来人と人とが同じ場所に居合わせるということは、コミュニケーションのもっとも基本的なあり方です。それは必ずしも言葉の交換を必要とはしません。居合わせた人々が同じ出来事を共有するというあり方で紐帯を強めることはありえます。舞台や演奏会はその最たる例です。人が集まること自体が困難な今だからこそ、もういちど人と人とが居合わせることの大切さを共有したい。そのような考えから、私たちは感染症対策を十分に行なったうえで、観客を入れての公演を行います。

とはいえ、健康の不安や都合で会場にお越しになれない方も少なくないと思います。そのため今回の栃木公演(8月15日)では、インターネット上での同時配信を行います。現在の技術を用いてそのような共有の経験を多くの人に開いて行くこともまた、私たちの希望であり、芸術に携わる者としての責務だと感じています。
これまでの活動

私たちは2016年、3人の母校栃木