暮らしに寄り添うキッチンカー。心と体が元気になるカレーを街中の人に届けたい!

暮らしに寄り添うキッチンカー。心と体が元気になるカレーを街中の人に届けたい!
栃木県鹿沼市、築100年の長屋をリノベーションしたカレー屋『月とスパイス』。コロナ禍の中、お客様に安心して食べてもらえる環境を作りたい。街の人の健康を支えるため「心と体を元気にするカレー」を多くの方に届けたい。地域に根付き、必要とされる場所に移動できる「暮らしに寄り添うキッチンカー」プロジェクト。

たため、体と自然をつなぐ「月」という一文字を入れました。

また月は女性性の象徴でもあり「受容」や「調和」といったエネルギーを持っています。。

月とスパイスも、月のように遠くからそっと見守り、来てくれた人を優しく包み込めるような、癒しの場になったらいいな、という思いで名付けました。

オープニングパーティの様子

月とスパイスの看板メニューは「ミールス」という南インドのカレー定食です。

化学調味料や小麦粉は一切使用せず、味付けは天然海塩とスパイスのみで、全て一から手作りで作っています。

使う食材は地元の旬野菜を中心に、日本の季節を感じてもらえるようなカレーを日々創作しています。本格的なインドカレーでありながら、どこか懐かしくホッとするようなカレーです。

スパイスの効能と食事療法や薬膳の知識から、食べてくれる方の健康を意識したカレーで、インドカレーに馴染みのない日本の方でも食べやすい味付けにしています。

味の根底には、やはりあの時インドで食べた家庭料理の優しいカレーがお手本になっています。

看板メニューのミールス3種テイクアウトのカレーも販売しています。自宅でも本格ミールスを楽しんで頂けるよう、お店で出している内容をそのままお弁当にしました。

そのほかにも、単品のカレーや計り売り、チャイやラッシーなどのドリンクもご提供しています。

お店のミールスをそのままお弁当に

お店ではあまり健康的な要素を主張していませんが、食べてくださったお客様から「月とスパイスのカレーを食べると元気になる」「体が整う」「疲れた時に来たくなる」といった声をかけて頂きます。

言葉で伝えずとも、お店の味や雰囲気を通して月とスパイスのコンセプトが伝わっていることを実感できて、とても嬉しく思います。

オープン早々、新型コロナウイルスの危機が栃木県鹿沼市にも訪れ、2ヶ月間店内営業を休止、テイクアウトのみの営業に切り替えました。

夜の営業も休止し、ランチ一本に切り替えクオリティの向上に努め、創意工夫を繰り返しながら2度のコロナ危機を乗り越えることができました。地元で応援して下さる方、遠方からわざわざ足を運んで下さる方、たくさんの方の支えのおかげで今まで続けてくることができました。

店内入り口レジカウンター

去年の12月から今年の1月にかけて、過労から心と体のバランスを崩し、2ヶ月間営業を停止するという事態にも陥りましたが、今年の2月から営業を再開することができました。その時本当にたくさんの方にねぎらいの声をかけて頂いて、涙が出るほど嬉しかったです。

それと同時に、月とスパイスがたくさんの方に必要とされていることに気づき「この場所で続けていきたい」と、さらに強く思うきっかけでもありました。

店内正面カウンター

月とスパイスはこれからも心と体が整うようなカレーを作り続け、喜びや楽しさを感じてもらえるような食のエンターテイメントを提供していきたいと思います。

そしてカレー屋という枠を越えて、人と人との繋がりや癒しや安らぎを感じてもらえるような時間と空間を創っていきます。

月とスパイスでの「体験」を通じて、訪れる人の人生がより豊かになってもらえたら、心から嬉しく思います。

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ本題のキッチンカーについてです。

新型コロナウイルス第一波の時に、店内営業を一時休止しテイクアウトのみの営業となりました。店内営業を再開した後も、テイクアウトはそのまま継続しました。

しかし、いざ店内営業と同時にテイクアウトを始めると、当日の