全ての子ども達に“食”を通して「生きる力」を伝えたい!

全ての子ども達に“食”を通して「生きる力」を伝えたい!
ご家庭の収入事情で習い事に通うことが難しいお子さんに対して1年間無償でプログラムに参加出来る助成枠を用意したい!“農業体験”+“食育講習”+”販売体験”を行う私たち【城陽農育クラブ】の活動で、収入事情に関係なく健康的な身体と社会で活きる経験を全ての子ども達に届ける為にあなたの力を貸して下さい!

業を体験している子ども達と一緒に普段食べている食べ物の栄養や農薬、添加物についての知識についても学んでいきます。
食学ミネラルアドバイザーの国光美佳先生曰く、現代食が様々な原因でミネラル不足になっていることによって子ども達の身体だけではなく精神面にも悪影響が出ているようです。
自律神経の乱れから癇癪(かんしゃく)を起こすようになったりネガティブになったり、これは大人もあまり知らないことだからこそ子ども達自身が自分で判断が出来るように知識を広げます。
農薬や添加物についてはただ価値観を押し付けることにならないよう、情報を集めた上でみんなで「君はどう思う?」という対話を通して“自分で調べて自分で決める”ことが出来る力を身に付けてもらいたいと思っています。

【商品開発】
子ども達が実際に育てたお野菜を販売する為に、お野菜の値段を決めたり地元飲食店の方と加工品を作ったり、商品を開発します。
ここでは販売する値段もみんなで決め、その過程で”原価”という概念を知り、学校で習う算数が生活になぜ必要なのかを実感する機会になります。

ここでの目的は「稼げるようになる」ことではなく「社会の仕組みを知る」ところにあります。
例えば「どうして食べれるのに形の悪い野菜は売らないんだろう?」とか「大切な食べ物を作ってるのにどうしてあんまり儲からないんだろう?」という疑問から、大人が当たり前だと感じていることを問い直す機会にもなるんじゃないかと思っています。
引用:なるほどSDGs

【販売体験】
商品開発したものを実際にマルシェや地元の飲食店など協力を仰ぎながら販売します。
自分たちが育てた野菜を誰かに届けて喜んでもらうことで、“仕事”は辛いことばかりじゃなくて本当はとっても嬉しくてやりがいのあることだと感じてもらえるんじゃないかと思っています。

また既存の販売体験のように決められたものを販売するのではなく、「どうすれば十分な利益を得ながら買ってもらえるんだろう?」という工夫を考え商品を自分達で決めていくことで、「生きる力」を身に付けることが出来ると考えています。

私たちマゼルプロジェクトでは将来的には全ての生徒達からお金をもらわずに教育事業を行いたいと思っています。現在の資本主義の中では異端に思えるかも知れませんが、既に“食(農)”の分野では商品化によって事業の目的が「いかに利益を生み出すか」にすり替わることで起こる弊害が表面化してきています。

この辺りはベストセラー書籍「日本が売られる」の、著者である国際ジャーナリストの堤未果さんの動画コンテンツ「堤未果 月刊アンダーワールド」でも取り上げました。
ちなみにマゼルプロジェクト代表の中川はこの番組でアシスタントを務めています。

本来国家や国民の安全保障の為に厳格なルールで守らなければならない領域にまで自由経済を持ち込んでしまうと、知らない間に取り返しのつかない状態になってしまいます。
教育にも同じことが言えるのですが、これに関しては「教育を商品化するとたぶんこうなる」と題して中川がnoteにまとめています。

助成枠:108万円
→ 15人×月謝6,000円×12ヶ月
上記予算の中でご家庭の状況により月謝免除額は50%免除、35%免除など個別に取り決めをします。

外部講師料:12万円
→ 毎月5,000円×2名で外部から農業や食育、商品開発などの講師をお招きします。

子ども達のための食育セミナー開催費( 年2回 ):32万9280円
→ 城陽市教育委員会の後援の元、専門家をお招きした地域の方向けの食育セミ