江戸時代から甦れ!伊豆八十八ヶ所霊場。熱海「御朱印」物語が始まります。

江戸時代から甦れ!伊豆八十八ヶ所霊場。熱海「御朱印」物語が始まります。
江戸時代から参拝されてきた伊豆八十八ヶ所霊場。戦後まもなく、風前の灯火となっている霊場を、現代に甦らせるプロジェクト。伊豆半島を舞台とした壮大なスタンプラリーを楽しんで頂きたく、熱海「御朱印」物語としてリリース。

【ご挨拶】

初めてクラウドファンディングに参加させて頂きます。静岡県の三島在住の遠藤と申します。どうぞ、よろしくお願いします。

突然ですが、江戸時代から参拝されてきた「伊豆八十八ヶ所霊場」をご存知でしょうか。伊豆半島を舞台として、伊豆各地のパワースポットを参拝する、壮大なスタンプラリーですが、戦後、間もなく途絶えてしまい風前の灯火となっています。

それを復興させたいのです。

数年前に、昭和50年頃に発足された「伊豆霊場振興会」の第四代会長を仰せつかりましたが、紆余曲折しながら、この度、クラウドファンディングに掲載してみようという試みとなりました。

お遍路という切り口ですと、現代では懺悔や修行という様なネガティブなイメージもありますし、お経や作法もありますので難しいイメージがあります。そこで、今回は気軽に参拝できる「御朱印」という事でリメイクしました。

江戸時代には、江戸から多くの参拝者が伊豆に来ていたという記録もありますが、現代の東京からは、車を持っていない方も多く見受けられますので、今回、東京から日帰りでも楽しむことが出来る、熱海発着の公共交通機関を使った参拝ルートを組んでみました。

全20話となりますが、伊豆半島の季節イベントや、地元の旬な食材などを楽しみながら、伊豆各地のパワースポットを巡る壮大なスタンプラリーを楽しんで頂きたいです。

どうぞ、よろしくお願いします。

【地域の活性化に】

残念な事に、私の地元である伊豆は、格安の海外旅行や、団体旅行から個人旅行への旅行形態の変化などで、昭和60年代後半をピークに徐々に観光交流人口が減っています。 観光客が減っている事と、更に観光施設や宿泊施設、インフラの老朽化などの悪循環で過疎化の一途をたどっています。

お遍路と言うと本場は四国ですが、四国には年間15万人が参拝していると言われていて、全行程で1,200kmとスケールが大きい為に、その経済効果は年間1,500億円とも言われています。

伊豆は全行程で444kmなのでコンパクトですが、温泉や宿泊施設、魅力的な観光スポットや新鮮な食材も豊富にあります。

老若男女問わず、人気の「歴史と文化」を感じる旅を、多くの人達に楽しんで頂きたいです。多くの皆様に拡散して頂き、地域経済の活性化を願っています。

【コンセプト】

リメイクを試行錯誤している時、首都圏に住まいの、特に若いカップルや女子旅としても楽しんで頂きたいと感じていましたが、今、熱海がスイーツやインスタで、若い観光客で溢れていました。

熱海の観光客の特徴としては、車ではなく電車で来て、そして日帰りで楽しんで帰る観光客も少なくありません。そこで今回は、熱海発着の公共交通機関を利用して、日帰りで首都圏に帰れることが出来るスケジュールで参拝できるようにコースを策定してみました。

東海道本線であっても、東京を始発で出発すれば間に合う時間で熱海を出発できるようにしましたが、各地で宿泊をすれば、時間的な余裕も出来ますので各地の観光も楽しむことが出来ます。

公式サイトはこちら:熱海「御朱印」物語
【御朱印と納経印】

私が四国を参拝する事になった経緯などはプロフィールを参考にして頂ければと思いますが、今回は新たに御朱印帳を制作する事で、クラウドファンディングに参加させて頂きます。

お遍路で使う納経帳とは、江戸時代には、写「経」した用紙を寺院に「納」めて参拝した証として、ご本尊と御朱印を頂いた事から納経帳と呼ばれていました。

昨今の神社仏閣にて、参拝した事で頂いている記念印