日本福祉大学の学生が制作した絵本『そばにいるよ』を小学校図書館に寄贈したい!

日本福祉大学の学生が制作した絵本『そばにいるよ』を小学校図書館に寄贈したい!
日本福祉大学の学生が考案・制作した絵本「そばにいるよ」を製本化し、知多半島の小学校・児童館に寄贈したいと考えています。かつては自信に溢れていた方が年を経て、できなくなることも出てきてしまう。でも近所に住むこどもたちが自分たちのできることを手伝い、誰もが住みやすい街づくりを動物をモチーフに描きました。

【子どもたちに絵本を届けて、認知症を患った方、ご家族が少しで生活しやすい社会に!!】

認知症になると、普段は何気なく過ごしていた毎日が突然変わってしまいます。そんな毎日について考える絵本をつくりました!

子ども達から大人達へ、大人達から社会へと優しさの輪を広げていきたい。

小さなやさしさを積むことで誰もが笑顔で過ごすことができる。そんな大きなみらいを一緒につくりませんか?

【 私たちについて/about us 】

私たちは愛知県美浜町にある日本福祉大学の社会福祉学部フィールド実践演習というチームで地域福祉について学んでいます。私たちが取り組む「認知症啓発プロジェクト(2012年発足)」では、誰でもなりうる『認知症』について広く知ってもらい、認知症の当事者やご家族、地域の方々にとって住みよい暮らし・街づくりがどういうものかを考えていく活動を行っています。本学の斉藤雅茂准教授の指導の下、認知症サポーター養成講座の受講、当事者の方々との交流、啓発グッズの開発など様々なアプローチで啓発活動を行ってきましたが、今期は地域の子どもたちに認知症を知ってもらうべく「そばにいるよ」という絵本を制作しました。

■佐藤亜美佳/日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科3年

長野県出身の佐藤亜美佳です。私は、認知症について自分が知らないことをもっと知りたいと思いこのプロジェクトに参加しました。今回、この絵本を通して少しでも多くの方に認知症について知ってもらったり、共生について考えていただければ嬉しいです。

■佐伯なつ/日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科3年

こんにちは。佐伯 なつです。私は医療分野で退院後の患者さんとご家族のサポートをしたい、その思いからプロジェクトに参加しました。この活動を通してもっと多くの方に認知症の理解を深めていただけたら嬉しいです☺️

■庄山雄貴/日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科3年

はじめまして!庄山雄貴と申します。私は、地域と高齢化の関係について学ぶためにこのゼミに入りました。その延長線上として、認知症になっても暮らしやすい地域について学びたいと感じています。今回の取り組みを通して、一人でも多くの方が認知症に興味を持っていただければ幸甚の至りです!

■株式会社エヌ・エフ・ユーについて

尚、本プロジェクトは日本福祉大学出資会社である株式会社エヌ・エフ・ユーも協力しています。学生の社会課題への取組に賛同し、 返礼品等の作成等をコーディネートしています。

【 認知症について/about tha dementia? 】 

認知症という言葉についてテレビやニュースで耳にされる方は多いと思います。国の調査では2020年時点で600万人以上の人が発症しているとされ、65歳以上の約6人に1人が認知症になる計算となります。

6人に1人というと、平均的な小学校1学級に5人程度認知症を患う子どもがいることとなり、認知症は非常に身近な病気といえるのではないでしょうか。

また現在の日本は高齢化も進んでいるため、介護を行っていたパートナーも認知症を発症し、日常生活を送ることさえままならない人達も存在しています。

【 絵本について/about our picture book 】

認知症についてはまだ分からないことも多く、大人でもどのように向き合っていくべきか悩んでしまう症状もあります。もし、子どもが身近な人の変化に触れた時には更に戸惑ってしまうのではないだろうか?と私たちは考えました。

そこで、子どもたちでも読みやすい絵本