いただきたいのは、日本の大学における研究費予算を取り巻く致し方のない現状により、きっと社会に役立つであろう「ちょっと面白い」研究が壁にぶつかって実現できないという事実です。会計の楽しさを広めることで、中小企業の財務力を高め、日本経済を強くするという夢を諦めることはできません。
もっとも、研究者に対して当社が自腹を切って「勘定絵科目かるた」を必要なだけ寄付すれば、済んでしまう話ではあります。しかし、私たちと同じ思いを持つ人がいることを信じて広く呼びかけ、その方々の力をお借りして、社会全体で会計を楽しくするムーブメントを起こした方が、研究が意義深くなり、この分野が盛り上がるのではないかと考えたのが、本プロジェクトを実行しようと思った動機です。多くの人に応援していただくことが研究に熱を吹き込むこととなり、より高い研究成果を得ることにつながると信じています。
これまでの活動
~コロナ禍の中ですが、出来ることをやってきました!~
「勘定絵科目かるた」の完成は2020年2月。コロナ禍での誕生だったため予定していたイベント活動もすべて中止の憂き目に遭い(涙)、しめやかでおとなしいデビューとなってしまいました。ただ、少しずつですが中日新聞、中部経済新聞をはじめメディアで取り上げられたり、呉服屋さんの和室をお借りして新春かるた大会を実施したりすることで、限定的ではありますがその楽しさと有用さを体感してきました。勘定絵科目シリーズの魅力を伝える特設ホームページを開設し、「勘定絵科目かるた」のプロモーション映像や読み上げ動画をYouTubeにアップしています。
<勘定絵科目ナビゲーター えかモくん 特設サイト>
<勘定絵科目PR動画>
<勘定絵科目かるた読み上げ音声>
また、勘定絵科目は会計をビジュアルで説明するのに大変役立ちます。山田会計事務所のホームページにおいても決算書の構造を説明するにあたり、勘定絵科目を利用しています。
<勘定絵科目を活用した会計の説明事例(山田会計事務所特設サイト)>
http://www.e-yamada.com/industrial/
資金の使い道
~研究用かるたの購入資金に!~
今回のプロジェクトで得られた資金の全てを、大学での研究目的のための勘定絵科目かるた購入に充て、実証研究に使用します。仮に皆様のご支援の結果、研究での使用目標個数である60セットを上回る購入資金が得られた場合は、勘定絵科目かるたや、勘定絵科目表ポスターの追加購入資金に充て、商業高校の会計簿記の授業等にまで研究領域を広げて活用する予定です。
リターンについて
A リターンの内容
①御礼メール
プロジェクト終了後、ご協力いただいた方すべてに御礼のメールをお送りいたします。
②特別オンライン講義体験
本プロジェクト支援は研究用の勘定絵科目かるた購入に充てることで、大学での会計学習教育に役立ててもらいます。そこで会計教育の研究者である曽場七恵先生による勘定絵科目かるたを活用した会計講義をオンライン形式で1回体験受講できます。 ※配信ツールはzoomを予定しております。
③勘定絵科目かるた
会計学習研究で使用されるものと同じ「勘定絵科目かるた」を指定の場所にお届けします。「勘定絵科目かるた」に触れることが会計の楽しさを知るきっかけになります。
④勘定絵科目表ポスター
「勘定絵科目表」は、「学習ポスター」の勘定科目版、「勘定絵科目表ポスター」を指定の場所にお届けします。B2サイズなので、教室、経