一子相伝・高級「黒木の梅ぼし」全国に解禁!枝光本町商店街・八百屋の挑戦

一子相伝・高級「黒木の梅ぼし」全国に解禁!枝光本町商店街・八百屋の挑戦
シャッター化が当たり前になっている地域の商店街。戦前から続く我が、枝光本町商店街もその例に漏れません。さらにコロナウイルスが追い打ちをかけています。商店街の生き残りをかけて、一部お客様の限定商品であった、一子相伝「黒木の梅ぼし」を一般の皆様に解禁します!梅干しお目当てに、我が町商店街へ!

【はじめに・ご挨拶】

はじめまして、黒木青果店 4代目店主・黒木伸広と申します。北九州市・枝光本町商店街 で3代目である父から、店を継承し、営業と同時に枝光本町商店街の活性化にも取り組んできました。いろいろな企画・イベントを実行し、シャッター化の流れを食い止めたいと 努力してきましたが、コロナウイルスの影響は地域の小さな商店街の努力など、いとも簡単に吹き飛ばす勢いです。

もはや、活性化とか生易しいものではなく、商店街で生き残りをかけた戦いが必要な事態 です。 戦いに勝つための武器は何か?と考えづづけ、【代々継承されてきた、一子相伝梅ぼし】を一般に解禁し、商店街に足を運んでもらう取り組みを始めることにしました。仲間の手助けも得ながらクラウドファンディングに挑戦します。

【梅干しの一般解禁!で実現したいこと】
梅干し目当てに商店街に来てほしい!
コロナウイルス100波がきても継続できる商店街に!

かつて、製鉄の町として栄え発展してきた北九州市も、その衰退とともに商店街のシャッター化は 確実に進んでいました。それでも、様々な努力により何とか、その流れを緩やかにしつつ 活性化の取組み、中小企業庁がんばる商店街30選に選ばれるなど、多少なりとも明るい兆しも出てきていました。

そこでやってきた、コロナウイルスの脅威。一変した風景。完全に人の往来が消えてしまいました。 「1波・2波・3波・4波、一体いつまで続く?」「今までの努力は何?」という絶望感が、心を支配します。
だけれども、じっとしていも解決にはならないので、「やれることをやろう」と考えていたところに、いつも商店街の件でご協力いただいている福岡ひびき信用金庫さんから「クラウドファンディングやってみたら?」と提案を受けました。
ネットとか殆どやってなく、スマートフォンも電話するぐらいで殆ど使いませんが、一から勉強してやれることは何でもやって、「商店街の役に立ちたい!」その一心です。
①変えると決めた伝統  
「黒木の梅ぼし」を一般解禁して再び商店街に人々を

 「黒木の梅ぼし」は戦前から引き継いできた伝統技法の高級梅ぼしです。
引き継げるかどうかは その技量を先代に評価されます。私も、材料の選び方から、漬け方等、修行して何とか継承を許されました。

 また、これは、限られたお客様だけの商品で、以前からのお得意先、そのご紹介の方のみに販売していました。
理由は生産する人間が一子相伝であること。当然一人の為、味を保つには、量に限度があるのです。継承させてくれた先代の教えもあります。
  過去には、「作り方を教えて欲しい」と依頼されたこともありましたが、申し訳なく思いつつも お断りさせていただきました。

 一般解禁には、相当な葛藤もありましたが、戦中をくぐり、生き残り現在に繋いでくれた代々の店主もこの難局を生き残る戦いを許してくれると勝手ながら、思いました。

とにかく、自分が気力・体力を充実させ一般解禁したとしても品質は一切落とさない梅干しをひたすら作りつづける!
戦中をくぐった先代たちのように、自分もコロナ渦をくぐり、商店街を未来につなぐ!
梅干しを目あてに商店街に足を運んでもらいたい・・・・絶対実現させる!

一子相伝 高級黒木の梅干し一般解禁
②変えないと決めた意志
どんなに商店街が時代に合わないと言われても、商店街は存続させる。

大規模商業施設に押され、商店街のシャッター化は進みました。コロナでなくても、これからの時代に商店街は不要という意見も耳にします。
しかし中には商店街で