す。
私たちは、「食べることもままならない」ほどの経済状況じゃなくても、生理用品を買うのに少しためらいがあり少ない量や種類で我慢するような方も気軽に持って行って使って欲しいと思っています。
■ネグレクトや気づかれにくい虐待を受ける子ども
生死に関わる虐待だけでなく、大人になって知識がついてから『あの時の自分は生理用品(ブラジャーなども)が足りていなかった』と分かる方が想像よりもたくさんいて、私たちの学生時代も人知れず苦しんでいた友人が隣にいたかもしれません。
また問題なく仲の良い親子でも生理の軽い親の用意する生理用品が子どもに最適ではない場合もあります。
現在充分な生理用品にアクセスできない子どもたちも、正しい知識がなくてそのことに気づいていない場合が多く、また「けがらわしい」などと言われて完全に放置される子ども、育児放棄されている子どもたちにもどうにかして正しい知識と生理用品を届けたいです。
■男性一人親家庭の子ども
生理用品を買ってと言いにくい子ども、子どものために何でもしてあげたいけど生理について会話が恥ずかしいと困っている父親や保護者の方。
■配偶者の無理解やモラハラ
家庭の経済状況だけでなく、配偶者や家族に生理と生理用品について理解がないなど問題があって生理用品を買わせてもらえない状況の方などからも辛い体験をDMでいただいています。
ほかにも、母子ホームや自立援助ホームなどの施設で生活していて生理用品が充分でない方々や、海外から来てコロナ禍で厳しい生活を強いられている技能実習生や出稼ぎに来ている外国人、留学生など。また、生理のある家族やパートナーのために持ち帰る男性も、(生理のある身体で性自認は男性の)トランスジェンダー男性も気軽に持って行ってもらいやすいように試行錯誤しています。
■印刷物などのデザインについて
上記のような届けたい人へ届けるために
・端的にわかりやすいこと(理解・視認)
・「女性のもの」「フェミニン」などを過剰に感じさせないこと
・「生理/生理用品」を「恥ずかしい」「隠すべき」といったネガティブなイメージにしないこと
・ターゲットは「生理の来る人」だけでなく、パートナーや保護者、家族など関わる全ての人である
上記に配慮し、「誰でも」「気軽に」持って行ってもらえるよう工夫してデザインしています。
※外国語POPも準備中です。
「生理」や「生理用品」、身体のことに恥ずかしさがあったり、保護者に買ってもらえないなどの悩みを抱えている子どもたち(特に小中学生)の立ち寄りやすいお店や場所、誰でも来やすい場所、学校、通勤通学で立ち寄りやすいところ、多目的トイレや男性トイレ個室にも設置していきたいです。
公民館 / フリースペース Gスクエアの【無料スポット】の様子
⬇️現在のスポット一覧はこちら(随時更新します)
note – 【無料スポット】一覧 【生理用品無料配布プロジェクト】
⬇️設置場所【無料スポット】募集の記事はこちら
note – 設置場所募集!【無料スポット】を拡げよう!【生理用品無料配布プロジェクト】
トイレ個室に設置していただいている様子 / 大学のトイレに設置していただいている様子設置の仕方などもまだまだ手探りで、協力していただいている【無料スポット】の担当者の方々にフィードバックをもらい、意見を出し合いながら改良を続けています!
もっとたくさんの場所に無料スポットを拡げて配布を継続するために!
現在、個人のボランティアでの活動に限界が近づいたことと、みなさまからの期待と要望が想像