この願いは「食」と「農」を取り巻くリアルな現状を知り、消費者である皆さん(私達も含め)が買い支えなどの行動を起こすこと、そして皆さんの食に対しての悩みや「あったら良いな」を農家さんに届ける「橋渡し役」がいなければ叶えられない、私達もその役を引き受けたいという思いになりました。
この思いは「美味しいたくさんの種類のスムージーを多くの人に届ける」ことよりも、想いのある農家さんと信頼関係を作ること、そして私達の活動に賛同してくれる人を少しずつ増やしコミュニティーを作ることを最優先に考えるようになりました。そしてこのコミュニティーに届ける「最高の一杯」を作ることを最初の達成したいゴールにしました。
AWAKEN OUR FUTURES / 私たちの未来を呼び覚ます
フードハントツアーの経験を活かし、冷凍スムージーのレシピ開発では作り手である農家さんの元を必ず訪問し、こだわりや現状のお話を聞き、自分たちで食べて味わうようにしました。訪問とコミュニケーションを繰り返し取らせてもらう中で、農家さん達に私たちのこれからの活動の展望をお伝えすると期待の声をいただけるようになり、活動をしていく事の意味について具体的にイメージを持ちコンセプトも次第に固まっていきました。
冷凍クラフトスムージーブランド「CHISO-馳走-」のコンセプトは
「AWAKEN OUR FUTURES/私たちの未来を呼び覚ます」としました。
一見矛盾したような言葉ですが、私達が届けるスムージーは「少し先の未来」へ広がりを感じてもらうトリガーです。届いた瞬間からミキサーで作って飲み終わり、片付けしゴミを出すところまで様々な仕掛けをしています。
まずは届いたパッケージがどんな物でできているか手で触ってみてください。
材料は誰がどんなふうに作ったのかQRコードを読み込んでみてください。
パッケージを開けてスムージーを作った時にどのくらいのゴミが出たかいつもの料理と比べてみてください。スムージーをゆっくり味わい、入っている材料が体に吸収され自分の体調が整うのを感じてみてください。
スムージーを作る手間をあえて残す事で自分の健康だけでなく今まで見えなかったことに興味が湧き、テレビのニュースで流れても右から左に抜けていた環境問題や社会問題がスーッと腑に落ちて身近に感じられると思います。未来の自分がどんな未来にいるのか?スムージーを飲んだ時に閉じたまぶたの裏側にザワザワと写って見えて、これからの自分の行動を変えてみようと思う。そんな感覚を呼び起こせるブランドコンセプトを作りました。
「AWAKEN OUR FUTURES」
それは、私たちの手でまだ見ぬ未来を少しずつでもカタチづくるというアティチュードです。
「CHISO-馳走-」は皆さんと一緒にその一歩を踏み出します。
冷凍クラフトスムージーの商品開発とこだわり
私達の冷凍クラフトスムージーは今までの冷凍食品をイメージを一掃します。材料はすべて顔の見える農家さんが有機栽培や無農薬、減農薬で愛情込めて作る、よりクリーンでオーガニックな野菜や果物を使います。収穫後は新鮮なまま洗浄、カットし瞬間冷凍することで栄養価と鮮度を保ったまま長期保存が可能になりました。
加工場の様子
今までの「冷凍=不健康」というイメージは科学的に多くの論文や研究結果で間違いであったことが証明され、新たな冷凍食品の時代になり、多くの会社が冷凍健康食品や冷凍スムージーを発売し始めました。
しかし、信頼のおける農家さんが作る野菜や果物と、理想的な環境で作るクリーンな栄養