丹波市市島町 カヤック体験のカヤックベース建築プロジェクト

丹波市市島町 カヤック体験のカヤックベース建築プロジェクト
TANBA OUTDOOR ECOLOGYが行う「カヤック体験」at キャンプリゾート森のひとときカヤック体験の拠点となるカヤックベースを設置します!燃料を用いず環境負荷のないカヤック体験を通じ、風光明媚な丹波の自然と豊かな水資源を肌で感じていただいております。

はじめに・ご挨拶

TANBA OUTDOOR ECOLOGYは、平成20年6月に設立し、環境保全や環境体験学習の振興を図る活動を行っております。
この4月に丹波市市島町の「キャンプリゾート森のひととき」に隣接するフィールドにおいて、カヤック体験事業をスタートしました。

カヤックフィールド:兵庫県丹波市市島町与戸字長尾のカヤック会場(コチラ)

カヤック体験のHPはコチラ
カヤック体験の定員及び料金設定は コチラ
それぞれのカヤックの特徴はコチラ
TANBA OUTDOOR ECOLOGYのInstagramはコチラ
カヤック体験に関するお問い合わせはコチラ

このプロジェクトで実現したいこと

夏場の日差しの緩和や風雨をしのぐためのカヤックベースを建築します。
事業の安定継続、お客様の安全確保のため必要不可欠なプロジェクトであり、現在、急ピッチで進めております。

↑建築予定現場     建築物のあらまし↓

想定通りの形状になるか・・・工事スタッフさんと相談しています。
フィールドのご紹介

丹波市は兵庫県中部に位置し、自然豊かな農村風景が広がる地域です。京阪神からのアクセスが良好です。カヤックフィールドは、木々に囲まれ、透き通った水、鳥の声・かえるの声・パドルを漕ぐ音しか聞こえません。まるで自然の真ん中に浮かんでいるような体験ができます。
カヤック体験のフィールドは、地元丹波市市島町与戸管理の農業用水のための溜め池となっております。この溜め池から流れ出た水は、麓の有機農業等に使用されます。
燃料を用いず環境負荷のないカヤック事業を行うことで風光明媚な丹波の自然と豊かな水資源を肌で感じていただくことにより、観光・農業の振興を図りたく当事業を行っており、有機農業の活性化や京阪神地域との地域間交流、さらには丹波市への定住促進に繋がればと考えております。

プロジェクトを立ち上げた背景

TANBA OUTDOOR ECOLOGYの事業目的は次のとおりであり、カヤック体験事業を通じ、より多くのお客様に事業価値を伝播することができます。

1、里地里山の保全・再生と循環利用
環境に配慮した農業の推進、生物多様性の保全、自然環境の保全・育成に繋がる人づくり
2、資源を大切にするライフスタイルの定着
3、快適で安心して暮らせる環境の保全
河川環境の保全、自然環境等の地域資源を生かした交流、都市部に向けた田舎暮らしの魅力発信
4、人の輪で育む環境づくり
コミュニティづくりの支援、市民の自主的な環境美化活動の支援、体験型環境学習の実施、自然とのふれあい促進

キャンプリゾート森のひとときは、かつて丹波市市島町の豪雨災害により大きな被害を被りました。
懸命の復旧と日々のご努力により一層素晴らしい施設となりました。
一方、生態系には大きな影響が生じました。

↑豪雨災害時の画像

敷地内の人工河川である長尾川には当時自然河川に近いビオトープが形成されておりました。よって、水質環境の良いところでしか生息しない水生昆虫の棲み家として貴重な場所でした。また、6月には無数のゲンジボタルが飛翔し、お客様にご覧いただけるフィールドでした。豪雨災害により、川床のにあった棲み家は土砂に埋まりました。ホタルの幼虫は土中で生息しておりますが、幼虫ごと流され下流にはカヤックフィールドの溜め池があることから、二度と幼虫が遡上してくることはありません。ホタルが近くで卵を産めば再生の可能性はありますが溜め池を飛び越えて飛来することはまず考えにくいところです。

都市部にお住まいの方中に