【北海道で学ぶ農大生の挑戦】豊かな地域資源使用の自家製ハンドクリームを届けたい!

【北海道で学ぶ農大生の挑戦】豊かな地域資源使用の自家製ハンドクリームを届けたい!
東京農業大学・食香粧化学科は、食/香り/化粧品の開発から加工を網羅的に学べる学科として、日本で初めて誕生しました。その学生が、自然豊かな北海道の生物資源「ハマナス(北海道のシンボル)」を使用したハンドクリームを1年かけて開発しました。地域の資源を生かした活動に取り組む農大生の挑戦を応援しませんか?

りの商品を、地域の皆様の力を借りながら学生自身の手で開発してきました。

今回は、mawシリーズ第二弾となるハンドクリームを開発します。ハンドクリームを通じて、北海道・網走市の素晴らしさをお伝えできればと思います。

写真:ハマナス

今回の商品名も入っているMAWとは、アイヌ語で「ハマナス」という意味です。

ハマナスは、東アジア原産のバラ科の植物です。

皇后雅子様のお印であることや、北海道のシンボルである”道花”に指定されています。

また、ハマナスは北日本の浜辺に自生しており、アイヌの人々は病気の予防のために、ハマナスの花を煎じて飲用していたこともあるようです。

ハマナスの”花”は香水に、”果実”はジャムや果実酒に利用されています。しかし、化粧品に使用された例は多くはありません。

写真:製品調整の様子

今回、ハンドクリームは、「しっとり、けれど、べたつかない」、そんな使用感に仕上げました。ハマナス果実エキスに加えて、保湿効果のある北海道産のシラカンバ樹液も使用しております。作成したハンドクリームは、北海道産のシラカンバ樹液とハマナス果実エキスを使用しています。シラカンバ樹液には保湿効果、ハマナス果実エキスは美肌効果があります。

写真:MAWハンドクリーム (1本 50g)

<レシピ・製造>
今回の商品化にあたって、北海道芦別市に工場のある株式会社ICE様にご協力いただきます!網走市からは車で約3時間のところにあり、東京農業大学とも所縁のあります。

<デザイン>
ラベルデザインには、ハンドクリームの原材料しても使用している「ハマナス」をあしらっています。

<こんな人に買ってもらいたい、使ってもらいたい>
・東京農業大学のOB/OG
・オホーツクに所縁のある人、興味のある人
・生産者(農家・漁師)さんなど、手を使って作業する人
効果・効能

写真)左:ハマナス、右:シラカンバ

ハマナス果実エキス:美肌効果
ハマナスには、ビタミンCやポリフェノールなどの活性酸素を除去する作用(抗酸化作用)があるといったデータや、コラーゲンを分解してしまうコラゲナーゼを抑制する効果もあります。また、コラーゲンと同様に皮膚の弾力にかかわっているエラスチンを分解するエラスターゼの活性も抑制します。また、シミやそばかすの原因になるメラニンを合成する酵素のチロシナーゼも抑制する効果があります。これらのことから、ハマナス果実エキスには、日焼けによるシミそばかすを防いだり、肌のきめを整える美肌効果があるといえます。

シラカンバ樹液:保湿効果
シラカンバ樹液の主な成分はグルコースを始めとする糖類、アミノ酸、タンパク質、カルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラルです。皮膚の最外層にある角層では適度な水分を保持する「天然保湿因子(NMF)」が大きな役割を担っています。NMFの約40%はアミノ酸で構成されているため、アミノ酸を含むシラカンバ樹液が角層に浸透し、保湿効果が得られます。

プロジェクト期間:2021年5月12日(水)12:00~6月23日(水)23:59
製造開始:2021年7月上旬から
配送予定:2021年10月上旬

今回、クラウドファンディングで募った資金は、リターン品の原材料費・配送代金に加え、地元・網走市のPRを推進するための活動費に充てます。ご支援宜しくお願い致します。

左から)須賀、佐藤、岡田、上條、大谷、長坂

私達は、東京農業大学生物産業学部食香粧化学科の学部3年生です。

1年程前より企画化に向けて活動しておりました。