にもわたって使えます。当社の代表である稗田正弘は2009年に福岡県版「現代の名工」、2015年には「大川の匠」に選出されました。大川の匠大川の匠
現代の名工福岡県版 現代の名工
平成28年には1棹の古箪笥を複数に分けて新たな家具に更生するアイデア、平成30年には「ルームインルーム」と呼ばれる桐材を利用した個室空間と、桐材の中にサーモウールを閉じ込めて桐本来の力を高めることのできる「羊毛桐材」、令和元年には桐と大川組子を組み合わせた家具で実用新案を取得済みです。
私たちの地域のご紹介
筑後川の河口にある大川市は、木材の産地日田から川を下ってくる木材の集積地であり、有明海へ向かう海上交通の要衝として重要な役割を果たしてきました。その中心が大川家具発祥の地と言われる「榎津」で、船の製造や修理をする高度な木工技術を持つ船大工たちが集住し、木材の集積地でもあったことから「榎津指物」(およそ500年前)が誕生したと言われています。
榎津は、江戸時代中期から造船や農具の製造で木工産地として知られ、江戸時代後期になると水車、障子、戸棚、細工物が柳河藩に移出されるようになりました。その後、佐賀藩で榎津指物が販売され、京・大阪・広島と競いながら指物産地を形成していきました。
明治以降、大川家具は全盛期を迎え、昭和10年には国鉄佐賀線の開通により販路は九州一円に拡大していきます。そして昭和30年、大阪で開かれた西日本物産展で河内諒デザインの「引き手無し箪笥」が最高賞を受賞。デザイン性と技術の高さが評価され、「家具のまち大川」として全国的に知られるようになりました。
大川市では現在も伝統を受け継ぎ新しい取り組みが続けられています。そのひとつが、家具・建具・材木などの木工関連産業の若手経営者や技術者が組織した「大川維新の会」の取り組みです。
「大川維新の会」では、歴史と伝統に培われた知恵と技術を結集させ、2012年より「大川匠の世界コレクション」を開催し、最先端の居住空間の提案やブランドイメージの再構築などに取り組んでいます。
2009年に商工会議所の事業とし。てスタートした「大川コンセルヴ」は大川に蓄積された木工の技術と自然の恵みを生かし、木と食がひとつになる食卓づくりを目指した取り組みです。
また、大川市では「大川の匠」制度を設け、木工産業の伝統と文化を支えてきた職人の中から卓越した技術者を顕彰し、匠の技と誇りの継承を図っています。
資金の使い道・実施スケジュール
「イヌ・ネコ家具」は、きっとご支援頂く皆様とペットの生活を豊かにしてくれるものと考えております。ご支援頂いた資金は工房を通じて、大川市の素晴らしい歴史、それを育て守る人々、家具を加工する人々や技術などを持続可能なものとしていくために活用されます。
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に
ここまで時間をかけて読んでいただき誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。イヌ・ネコ家具は桐里工房で制作するにあたって、安心・安全をモットーに心がけております。国産材を使用し、熟練の職人の手で細部まで手をかけ時間をかけて不備のないよう取り組んでおります。今後、もっといろんなタイプのイヌ・ネコ家具のジャンルが確立していけるように頑張ってまいります。
桐里工房 稗田 亮 福岡県大川市榎津74-3
https://kirikoubou.com/