京都の伝統工芸を守るために扇子職人さんに仕事を出したい!

京都の伝統工芸を守るために扇子職人さんに仕事を出したい!
京都で50年以上京扇子を作ってまいりましたが、今年はコロナの影響でモノづくりを支えている職人さん・加工先さんにお願いする仕事が激減しています。今回、このプロジェクトのために高抗菌作用がある漆喰を使った扇子を企画しました。日本の伝統・文化を守るためにご支援、ご協力をお願いします。

るためにはどうすれば良いのか日々考え、商品を企画し、仕事を創出し続けるのが弊社の使命と考えております。

しかしながら京都市内直営店や全国有名百貨店の洋品雑貨エリアでの夏季期間展開させていただいている売り場で販売不振により在庫をたくさん抱えてしまいました。例年であれば在庫補充するための生産や新規企画商品の生産もあるのですが全く生産することが出来ず職人さんにお願いする仕事も途切れ途切れ、月によっては全く出せない月があります。

職人さんの仕事が減る → 収入が不安定になる → 続けていけない → 廃業

一番恐れている流れです。

全ての工程が無くてはならない工程で、一つ欠けても扇子がスムーズに仕立てられなくなります。

今回このプロジェクトを立ち上げることにより京都の伝統工芸品である扇子のものづくりの状況を一人でも多くの方に知っていただきご支援いただくことで、職人さんにお願い出来る仕事を増やすことが出来ればと考えております。

今回ご用意しましたリターン商品につきまして

今回特別にこのコロナ禍で注目されている素材の”漆喰”をすべての商品に使用しました。
漆喰の原材料は消石灰を使用した自然派塗料です。また漆喰には、消臭機能・抗菌・抗ウイルス機能がありますのでこの時代に安心してお使いいただけるかと思います。

また、扇面紙(和紙)は紙の腰を出すために非常に薄い和紙を3枚張り合わせております。
和紙+糊+和紙+糊+和紙の合計5層構造になりますので薄くてもしっかり強度が確保されます。
その貼り合わせた和紙の裏面に”漆喰”を引き、表面には平刷毛で色付けしたり紗型(シルクスクリーン)を使って1色1色、色を重ね合わせ柄を表現する”型刷り”の手法を使いデザインを表現いたしました。

扇子の骨組み部分(扇骨せんこつ)の素材の”竹”は近年、無駄の出ない”ゼロエミッション素材”として脚光を浴びており、筍から竹になるわずかな期間に竹は大量のCO2を吸収しますので、CO2削減にもひと役かっている非常にエコな素材となります。

扇骨の職人さん
地紙(扇子専用の和紙)の職人さん
和紙を蛇腹に折る折加工の職人さん
上絵職人さん(色引きの職人さん・型刷りの職人さん)
仕上げ加工の附けの職人さん
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今回のリターン商品をお仕立てするのに、たくさんの職人さんにご協力いただきます。
資金の使い道

・扇子製造にかかる材料の購入費用
・各工程の職人さんへの加工費用
・配送料(日本国内の送料)
・CAMPFIRE手数料
実施スケジュール

●6月中旬 資金調達完了 
●6月下旬 扇子制作開始
●7月下旬 リターン発送

※状況によってスケジュールが前後する場合がございます。
リターンのご紹介
~熟練の職人さんが手作業で一本一本丁寧に作られた京扇子をお届けいたします。~

🔶3300円(白竹婦人扇子・桜柄/裏面漆喰塗り)

【商品概要】
●広げた長さ:約34cm/閉じた長さ・約19.3cm ●扇面:和紙/扇骨:竹(日本産)
●扇面柄:ピンクの地紙に枝垂桜。枝の銀色がキラリと輝きます。
●裏面:漆喰塗り白無地(抗菌作用)   ●箱:貼箱タイプ1本箱
※画像は仕上がりイメージとなります。

🔶3300円(白竹紳士扇子・市松模様に刷毛引き/裏面漆喰塗り)

【商品概要】
●広げた長さ:約 38cm/閉じた長さ・約 21.8cm ●扇面:和紙/扇骨:竹(日本産)
●扇面柄:背景の小さな市松模様の上に勢いのある刷毛引き模様。
パール加工が光の加減でキラキラ