車いすテニスの時代を担う若手選手達に海外遠征の機会を提供したい

車いすテニスの時代を担う若手選手達に海外遠征の機会を提供したい
日本は世界的な車いすテニスの強豪国です。しかし、国内の競技環境は十分とは言えず、現実的な目標であるパラリンピックやグランドスラムへ出場する為には海外遠征を繰り返さなければなりません。そこで今回は、時代を担う若手選手達の海外遠征資金調達に挑戦します。選手へのご支援,どうぞよろしくお願い致します!

、大きな手術をしました。2歳のときに身体障がい者に認定され、それ以来、ずっと車いす生活です。テニスは幼少期にほんの少しだけプレーしたことがありましたが、本格的に始めたのは12歳のときでした。

当時、麻痺性の左股関節脱臼の為手術をしましたが、体が拒否反応を起こして感染症となり、1年以上入院することになりました。入院が長くなるにつれ、何かスポーツをして体を動かしたほうが良いのではないかと思い、先生に相談して許可をもらい、車いすテニスの体験会に参加しました。とても楽しく、自分に合っていると感じたので、退院後はすぐに地元のテニス教室に通うようになり、体験会で知り合った貝吹コーチに指導を受けるようになりました。車いすテニスという競技を見つけてくれたお母さん、教えてくれている貝吹コーチ、そして応援してくれるみんなにはとても感謝しています。僕の活躍を通じて、周りの人に元気や勇気を与えたいと思っています。

母子家庭なので、車いすテニスに出会わせてくれた母をグランドスラムのファミリーシートに招待したいです。同じような境遇を持つ方たちの光となるべくこれからも努力し続けますので、応援お願い致します。

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●ランキング(2021年4月26日現在)
ITFランキング:157位 ※キャリアハイ:141位(2019年8月12日)
ITFジュニアランキング:最高4位(2020年1月20日)

●主な戦績
・2020 世界ジュニアマスターズ:ダブルス優勝
・2020 世界国別対抗戦ジュニア日本代表

テニスヨーロッパに出場したとき

2000年11月8日生まれ/出身地:千葉県我孫子市/所属:三菱商事

はじめまして!船水梓緒里(ふなみずしおり)と申します。

私は中学生の時に旅行先でけがを負い、両下肢に障害が残った為に車いす生活となりました。幼い頃から体を動かすことが好きで、ソフトボールやスキーなど多くのスポーツに親しんでた為、医師から「二度と歩くことは難しい」と宣告された時には目の前が真っ暗になり、どん底に叩き落された気分になりました。そんな中、両親の勧めで全日本車いすテニスマスターズ選手権を観に行き、目の前でみた国枝慎吾選手の動きに驚かされたことで、車いすテニスをやってみようと思うようになりました。

当初はリハビリの一環で始めた車いすテニスでしたが、高校1年生の時、東京で行われた世界国別対抗戦(ワールドチームカップ)のジュニア日本代表に選出されたことがきっかけで、本格的に競技として始めることにしました。試合では全く歯が立ちませんでしたが、国を背負って出場している外国の選手たちの姿を目の当たりにして、いつか追いつき追い越したいと、自分の中でスイッチが入ったのです。

そこからは2年で世界ジュニアランキング1位になることができました。私の持ち味となったのは、ソフトボールで鍛えた強い肩と左利きでした。レフティーならではの球筋で相手を崩し、試合を有利に展開することで、結果が出るようになっていったのです。

現在は、学業と競技の両立をしながら、日本代表強化指定選手としてグレードの高い海外の大会へ出場し、パラリンピック出場、メダル獲得を目指しています。車いすテニスの世界も、健常者のテニスと同じように、年間20~30大会ほどの試合に出場してポイントを積み重ねなくてはなりません。しかしながら、国内だけではパラリンピック出場に必要なポイントを獲得することができない為、必然的に海外遠征を繰り