はじめに・ご挨拶
はじめまして、“フレンズWRAP”代表の杉山(ももねこ)です。
私には、WRAP(元気回復行動プラン)を通して多くの人とのつながりを持ちたい思い、そして国内のメンタルヘルスの向上を図りたい目標があります。
私がこのプロジェクトを始めようと思った理由も、人との出会いやつながりがきっかけでした。
今回のプロジェクトをきっかけに、私の好きなWRAPを多くの人に知ってもらうこと、そして人同士のつながりを紡ぐ機会になればいいなと考えています。
以前から抱いていた夢を実現するため、今回クラウドファンディングに挑戦したいと思います。
WRAP(元気回復行動プラン)とは?
WRAP(元気回復行動プラン)は米国発祥のツールで、双極性障害の当事者であったメアリー・エレン・コープランド氏を中心に、精神的な生きづらさを抱える人々によって作られました。
日本に普及しはじめたのは2000年代のことで、それ以降全国で体験クラスやワークショップが開催されるようになり、医療機関や福祉施設を中心に活用されはじめています。
WRAPは医療にとって代わるものではありませんが、自分の心や体の調子について知る機会となり、調子が悪くなる前に行動することに役立つツールとなります。
私自身の活動としては、WRAPファシリテーターとして医療系学会や地域のイベント等でのワークショップの開催を中心に、メンタルヘルス活動の推進を図っています。
このプロジェクトで実現したいこと
WRAPの中では、大事にされている「5つのキーコンセプト」というものがあります。
「希望(Hope)」
「自分の責任(Personal responsibility)」
「学ぶこと(Education)」
「自分のために権利擁護すること(Self-advocacy)」
「サポート(Support)」
人はどのような時に希望を感じ、自分の責任を持った生き方ができるのか。
そして、大切なものが傷付けられたとき、どうやって自分のために権利擁護するのか、そのときサポートとなることは何だろうか。
こうした「自分らしく生きていくこと」に大事なエッセンスが、WRAPには含まれています。
そこで、この「5つのキーコンセプト」をイメージしたアートを表紙に描き、裏面には自分が感じたこと・思ったことを記載できるスペースを用意したカード集を作りたいと考えています。
プロジェクトをやろうと思った理由
COVID-19による影響で、対面でのイベント開催が難しくなってしまったことが、一番のきっかけでした。
「WRAPファシリテーターとして、何かできることはないだろうか?」
そう考えた私は、オンライン(zoom)によるワークショップ開催をはじめました。
しかし、オンライン上では展開が一辺倒に陥りやすく、イメージやアイデアを取り扱うことの難しさを感じていました。
そこで“フレンズWRAP”の仲間内で、何か手軽に使えるアイテムを作れないかと考えていたところ、持ち運びにも便利なカード型のグッズを作りたいとの結論に達しました。
これまでの活動
フレンズWRAPによる活動は2018年より開始し、地域や医療施設などこれまで数十回におよぶワークショップ開催を行ってきました。
昨年からは対面でのイベント企画を取りやめ、オンラインを中心に活動を行っています。
現在は毎月1回程度、WRAPに関するワークショップのほか、語りの場など自由な形式でオンライン開催を行っています。
フレンズWRAPのホームペー