は、ご著書の中で繰り返し「仲間とつながれたお陰で助けられた」と伝えています。 著名人の皆さんでさえ助けが必要であったことが伝われば、矯正施設を出た後に適切な支援に繋がれる可能性が高まります。
*1)*2)2018 年に行われた法務省法務総合研究所と国立精神・神経医療研究センター
精神保健研究所 薬物依存研究部共同研究「覚せい剤事犯者の理解とサポート 2018」より
抜粋 https://www.ncnp.go.jp/nimh/yakubutsu/reference/pdf/2020_0203KJ.pdf
このプロジェクトで実現したいこと
ー具体的な活動の内容
法務省矯正局を通し全国にある矯正施設(250施設)に清原和博さん、高知東生さん、塚本堅一さんの書籍を寄贈します。書籍は、清原和博著「薬物依存症」、高知東生著「生きなおす」、塚本堅一著「僕が違法薬物で逮捕され NHK をクビになった話 」の 3 冊を 1 セットにします。3冊の著書を最低でも各施設に3セットずつ寄贈したいと思っています。
プロジェクトを通して実現したい変化
本を通し、現在矯正施設にいる人たちが薬物依存について考えてもらいたい。
応援メッセージ
「薬物依存症からの回復に必要なのは、説教や叱責、あるいは辱めなどではなく、希望です。そして、先行く仲間の正直な告白ほど、これから回復を目指そうとする人たちに希望を与えてくれるものはありません。ぜひみんなで力を合わせて、日本中の刑務所に希望を届けましょう!」
国立研究開発法人 国立精神・神経医療センター
精神保健研究所 薬物依存研究部 部長
松本 俊彦
「メディアで取り上げられる薬物問題は、著名人が薬物を使用したなどとして逮捕される事件で、その度に、「ショックだ」「あれだけのスターが…」と、コメンテーターの声がセンセーショナルに報道されています。しかしそこには、「依存症」や「クスリを使ったその後のこと」の本質を取り上げたものは、多くありません。これは、誤解や偏見を助長し、依存症からの回復をはばんでいるように思えてなりません。私が取り組んでいる「職親プロジェクト(刑務所から出所した方の雇用支援)」で出会った方の中には、「薬物使用によって、家族をはじめ大勢の人に迷惑をかけた。これは事実で、後悔や反省は一生ついてくると思う」と言う人もいました。興味本位でネットを通じて薬物に手を出したという人もいました。身近にあるのです。他人事ではなく自分の事と社会の問題としてしっかりと捉えなければなりません。「意志が弱いからやめられないんだ」社会の認識はいまだこう思っている方が多いのではないでしょうか。しかし、依存症の人は、言われれば言われるほど“強くなろう”と必死で頑張ってしまい、また薬物に依存してしまうスパイラルに入っています。回復に必要なのは強さとか根性論ではなく、どんなときに自分が薬物を求めてしまうのか?どうすればやめられるのか?を知ることから始まります。清原さん・高知さん・塚本さんの著書は矯正施設にいる方の支えになり、バイブルとなると思います」
カンサイ建装工業株式会社 代表取締役
草刈健太郎
資金の使い道
ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
書籍は、清原和博著「薬物依存症」、高知東生著「生きなおす」、塚本堅一著「僕が違法薬物で逮捕され NHK をクビになった話 」の」の 3 冊を 1 セットにします。
すでに法務省矯正局の方とはこのプロジェクトについて話はさせていただいて協力は得ており、
刑務