お味噌汁で旅する気分に。各地の特色あるみそ蔵の味を食べ比べ。【日本みそ蔵巡り】

お味噌汁で旅する気分に。各地の特色あるみそ蔵の味を食べ比べ。【日本みそ蔵巡り】
●日本各地の特色ある味噌蔵さんのお味噌を使って作ったフリーズドライのお味噌汁。●お味噌やお味噌汁の魅力を伝えるために「おもてなしセレクション」金賞受賞。しかし、コロナ禍で売れず、在庫が多数。●コロナ禍で遠出でできない今こそ、「味噌汁で旅する気分に」。

す。この山紫水明な澄んだ空気とおいしい水が、みその発酵に適しているのです。戦国時代の知将名高い毛利元就の山城跡が残るこの地でみそづくりに励んでいます。
(4)大分県 フンドーキン醤油の「九州の麦みそ」を使用したフリーズドライのお味噌汁

麦麹を大豆の3倍使用したまろやかな甘口の麦みそです。低温でじっくり熟成させ、麹の甘い香りを引き立たせました。無添加の味わいをお楽しみ下さい。具材は揚げナス・みつばです。 

<フンドーキン醤油について> 大分県臼井市

文久元年(1861年)に大分県臼杵市にしょうゆ・みその製造・販売を目的として創業した、九州を代表する味噌蔵です。ロゴマークのデザインは、かつて目方を量る際に使用した「錘(はかり)」の形を基にデザインされました。「確かさ」をあらわし、中央に初代創始者の小手川金次郎の「金」をあしらっています。
(5)東京都 日出味噌醸造元の「江戸甘味噌合わせ」を使用したフリーズドライのお味噌汁

江戸甘味噌は光沢のある茶褐色で、深く蒸した大豆の香味と麹の甘みが渾然と調和し「とろり」とした独特の甘みをもった江戸っ子好みの粋な味噌です。具材は豆腐・わかめです。

<日出味噌醸造元について>
大正8年(1919年)8月8日に河村五郎が日出味噌醸造元を創業。末広がりの“八”を意識して縁起を担いだそうです。この時から日出味噌は“江戸甘味噌”の製造を開始しました。
(6)宮城県 仙台味噌醤油㈱の「仙台味噌」を使用したフリーズドライのお味噌汁

国産原料を使い、大豆のうまさと米こうじのあまさを融合させ、酵母の働きで造り上げた熟成の味の仙台味噌です。具材はきのこ、油揚げです。

<仙台味噌醤油(㈱)について> 宮城県仙台市若林区

仙台みそは、米味噌で、熟成タイプの赤味噌、味は辛口にあたります。伊達政宗公の頃から伝わる原料配合と伝統の技を守り、味噌の醸造を行っています。熟成させているので、辛口ながら塩カドがとれた深みのある味わいがあります。

(7)徳島県 志まや味噌の「七穀みそ」を使用したフリーズドライのお味噌

あわ、こきび(もちきび)、たかきび、ひえ、大豆、米、大麦で仕込んだのが、「七穀みそ」です。あっさりとした甘みとほのかなこくのあるお味噌です。。具材はごぼう、ねぎです。

<志まや味噌について> 徳島県徳島市

明治32年、“量を追わず質を追う”を理念に創業しました。
以来、阿波の殿様蜂須賀公に供したことから名前がついたと言われる伝統の「御膳味噌」をはじめ、多彩な味噌を製造しています。また、蒸したお米が糀になるまでの糀づくりは、今でも手作業を続けています。

(8)熊本県 松合食品の「大地の贈り物(米麦合わせみそ)」を使用したフリーズドライのお味噌熊本産大豆・九州産大麦・九州産米、天日製塩で麹歩合を多くして仕込みました。素材の旨みを活かしたまろやかなお味噌です。具材はトマトとオクラです。

<松合食品について> 熊本県宇城市

松合食品は文政十年(1827年)に「阿波屋」の屋号を掲げ、松合の町で創業しました。温暖な気候と豊かな海産物に恵まれ、肥後藩屈指の漁港として栄えたこの地で、醤油・味噌・酢の醸造を続けています。

(9)愛知県 カクキューの「赤出し味噌」を使用したフリーズドライのお味噌

創業1645年愛知県岡崎市老舗味噌蔵カクキューの八丁味噌を使用した赤出し味噌。八丁味噌特有の渋味と旨みを味わえます。料亭で飲むお味噌汁の味をご自宅で楽しめるような味わいに仕上げました。 具材はなめこと三つ葉です。

<カクキューにつ