はじめに・ご挨拶
「納豆屋」は、1999年に大阪府高槻市にて納豆の製造をはじめました。夫婦で毎日手作りしています。20年前、夫の早期退職をきっかけに夫婦でできる仕事を探していました。
そんな時に偶然納豆作りに出会い、近年の健康志向と食の安全意識の高まりなどもあり、少しづつ販路を拡大する事が出来ました。その中で、納豆の製造過程を子どもたちに見学してもらうことによって、納豆や食べ物に興味を持ってもらえる「食育」にも取り組むようになりました。
当初より納豆屋が製造している商品すべてに、簡単レシピや栄養のお話などのメッセージを同封しています。安心安全の美味しく食べられる納豆を少しでも多くの方にお届けしたいと思っています。
(↑納豆屋の納豆すべてに同封しているレシピ)
このプロジェクトで実現したいこと
コロナの影響により家族で過ごす時間が増えた中、納豆は免疫力を高める食材としても注目されました。近年の発酵食品ブームで、自家製の味噌やヨーグルトなどの「発酵食品」を作る方が増えてきました。私たちは納豆も同じように「家庭で作れる」ということを多くの方に広めたいと考えるようになりました。
お子様のいるご家庭には、食べ物ができる過程を知ってもらうことは、「食育」の観点や自然素材の大切さを理解できる大切な機会であると認識しています。
私たちの地域のご紹介
わが町高槻市は、大阪市と京都市の間に位置し、自然・歴史・文化・食・祭りなどの魅力がいっぱいです。全国でもめずらしい古墳の中で遊べる公園「いましろ大王の杜」があります。190点もの象形埴輪に触れて遊ぶことができる公園です。
また少し北へ行くと、緑豊かな摂津峡があり、春は桜、夏はホタルや川遊び、秋は紅葉が楽しめます。
大きな工場や大学もあり、見学やイベントも多く開催されています。
電車はJR東海道本線及び阪急電鉄京都本線が通っています。高速道路は高槻JC・ICが2017年に開通し、ますます便利になりました。
プロジェクトを立ち上げた背景
納豆屋は手作り納豆を少しでも多くの皆様に知ってもらいたいと、「納豆作り体験」を開催してまいりました。また最近では、幼稚園の給食にも『昔納豆』を納品しており、食育にも取り組むようになりました。子供たちには納豆が出来上がる過程において発酵が最も大事で、出来るまでのプロセスを体験して、豆の知識・発酵の知識を学んでほしいと思いました。
(↑地域の子供達と納豆作り体験)
「健康」や「食の安心安全」は一過性のブームではなく、これらを生活者が当たり前のこととして日常の食や健康を考えてもらうために、品質の良い手作り納豆を通して後世に引継ぎたいと思っています。
これまでの活動
納豆屋の商品は、紙容器のためプラスチックを使用していません。昨今注目されているプラスチックごみ削減にも取り組み、消費者の方々より評価されています。
納豆屋のある高槻市は、「地元企業を応援し、地元の生活者を大切にしたい」との意識が強く、地産地消の考え方が合致しているため、百貨店などによるイベントなどに出店し、地域活性化の取り組みに積極的に参加しています。
納豆屋の製造する3つの商品いずれも、遺伝子組み換え大豆は使用しておらず、さらに豆の味をしっかりと味わってもらえる風味の良さから、タレや辛子を添付していません。
お客様からのお手紙
納豆屋は納豆メーカーですので、通常対面販売はしておりません。お客様からの直接頂くお声の数々は、催事の際やお手紙で頂きます。
(↑手作り体験に来てくれた子供達からのお手