図書」準拠の漢字eブックを先行して開発しておりますが、追って東京書籍、教育出版の教科書準拠シリーズも展開したいと考えています。
また、テスト対策としてセルフチェックできるページも用意しています。
漢字eブックの説明は下記リンク先の記事でもご覧いただけます。
デジタル漢字学習教材「漢字eブック(電子書籍)」について
Apple Books 限定の電子書籍です
現在開発中の漢字eブックはApple製品に標準で搭載されているブックアプリで閲覧できる仕様です。というのも、GoogleやKindleなどの電子書籍ビューアでは、音声を再生させたり、タッチ操作でスライドを変更するなどの機能がうまく働かないからです。
さまざまな特性などで学習に困っている場合はiPadの活用がオススメです。他の端末と比べてユーザビリティに優れており、視覚や聴覚のサポート、身体機能に配慮したアクセシビリティなど、使いやすいようにカスタマイズできる機能も豊富です。
とくに読み書きが困難な子どもがiPadなどを使った学習でグンと成績を上げている事例はいくつもあります。ぜひ導入を考えてみてください。
Appleブックストアで発売中の「ミチムラ式 漢字eブック 2年生」
「漢字eブック」の内容は紙の本では決して実現できません。電子書籍版のページ数でも3年生以降は1学年あたり500P前後の膨大なページ数になります。これらを印刷した本にするとA4サイズでも1,000Pを超えるボリュームになります。重すぎて、分厚すぎて、とても子どもは扱えません。
いろいろと試行錯誤の結果、紙面では決して実現できない電子書籍ならではの、これまでにない新しい読書体験をお届けできると思っています。
学校の先生たちにも使ってほしい
漢字eブックは小学校の先生にとっても目から鱗が落ちる漢字学習教材のはずです。
漢字eブックを活用すると、目の前の子どもたちに問いかけをするための授業の準備に手間と時間をかける必要がなくなると思います。漢字一字を使った言葉、同じ部品を持つ漢字はどれかなど、パッと頭に浮かぶのは難しいですが、手元の漢字eブックを開くだけで解決します。
個人の家庭学習だけでなく、インクルーシブ教育の実現に向けて学校の教室などでも広く活用していただきたいです。
何度も書くより、省エネで効率的なミチムラ式
漢字の読み書きが苦手な子どもは、漢字ドリルのような繰り返し書いて覚える方法では漢字を覚えられません。
そんな子どもたちのために、盲学校の教育現場で実践されていた学習法をさらに進化させて、読み書きが苦手な子どもはもちろん、すべての子どもが取り組みやすいように考案したのが「ミチムラ式漢字学習法」です。
一画ずつの線の足し算で書いて覚えるスタイルとは全く異なり、「部品の組み合わせ」を唱えて覚える学習スタイルです。従来の漢字学習法に疑問を持たれている方には、きっと気に入っていただける学習法だと思います。
単なる作業に陥ってしまいがちな繰り返しの漢字ドリルよりも簡単に、効率よく漢字一字の読み書きを覚えられるので、余ったエネルギーと時間は言葉を増やす学習に使えます。
漢字一字を読めて書けるだけは、漢字を使えるレベルには至りません。知っている言葉や語彙を増やして、読めて使えるところまで導く、ここが本来あるべき漢字学習のゴールです。
これまでは、そこへ到達するためには先生や保護者の教え方や導き方に頼る部分が大きかったですが、漢字eブックを活用すれば自然と読めて使える