レベルまで導けるように工夫を凝らして作成しています。
ミチムラ式漢字学習法の詳細は下記リンク先の記事でもご覧いただけます。
ミチムラ式漢字学習法の特徴
これまでの活動
ミチムラ式漢字学習法は、横浜市立盲学校に長年勤めた元横浜市立小中学校教諭の道村静江が考案・開発した学習法です。
なぜ、盲学校に通う子どもたちが漢字を学習する必要があるかというと、2000年頃からIT環境が整備されはじめましたが、IT端末を使いこなすためには盲児も漢字の知識を身につける必要があったからです。
さらに詳しく書くと、読み方(とくに音読み)で混乱しやすい盲児のために、すべての漢字の音読みに代表的な言葉を厳選してつけました。なぜなら漢字の知識がない盲児が「こうしん」と聞いても、「行進・交信・更新・後身…」どの言葉を指すのかわからないからです。
しかし、盲学校に通う子どもたちは漢字を読んだり、書くことができません。おまけに視覚障害者のための漢字学習教材は、それまでどこにも存在しませんでした。
そこで、16年の歳月をかけてひとつずつメソッドを積み上げた結果、「部品の組み合わせ」で小中学校で学ぶ常用漢字全2,136字を効率的に学べる学習法となりました。
この「部品の組み合わせ」を唱えて覚えるスタイルは、視覚障害者だけでなく、一般の小学校に通うディスレクシアや学習障害などの特性がある子どもたちにとっても、格段に漢字を覚えやすくなることもわかってきました。
なぜなら、漢字学習において視覚障害者は一番の弱者です。盲学校に通う子どもたちが漢字を覚えられる方法なので、さまざまな特性で読み書きが苦手な子どもでもこうした工夫次第で苦手な漢字を克服できるのです。
そこで、漢字学習に困っている子どもたちに「何度も書かなくても漢字を覚えられる方法がある」ということを知ってもらうために、2018年にかんじクラウド株式会社を立ち上げました。
ミチムラ式漢字学習法の特徴
資金の使い道
現在、3年生までの製作をほぼ終えて、間もなく発売できる目処が立ちました。しかし、4年生以降を製作するにあたり、資金の不足を補う目的とより多くの方に「漢字eブック」の存在を知ってもらうためにクラウドファンディングを活用させていただくことにしました。
まずは光村図書準拠のシリーズのみのラインナップですが、みなさまにご支援いただいた資金を活用して東京書籍、教育出版の教科書に準拠したシリーズも加えたいと思っています(自治体によって採用されている国語の教科書会社は異なります)。
リターンについて
ご支援いただいた方には、各学年の漢字eブックが完成次第、Apple ブックストアでダウンロードいただけるコードを提供いたします。
【スケジュール】
5月30日 クラウドファンディング終了
6月中旬 漢字eブック(1〜4年生)ダウンロード用のコードを送信
7月中旬 漢字eブック(5年生)ダウンロード用のコードを送信
8月下旬 漢字eブック(6年生)ダウンロード用のコードを送信
※注意1 漢字eブックを閲覧するにはiPadやiPhone、またはMacBookなどのApple製品が必要です。またApple Books ストアからダウンロードするにはApple IDが必要です。(iPhoneでも閲覧可能ですが、子どもが活用する際は大きな画面で見られるiPad推奨です。)
※注意2 今回のプロジェクトで返礼品として差し上げられるのは「光村図書」準拠の漢字eブックです。東京書籍や教育出