はじめのご挨拶!
私たちは亀田富染工場 / パゴンは代々受け継いだ京友禅の技法を使い、アロハシャツを製造販売しています!
着物の柄が大好きで、友禅染が大好きな仲間が集まり、いつもどうしたら喜んでもらえるアロハシャツが作れるか!? その一心で染めと向き合ってきました。
直営店は京都に3店舗と成田空港内にお店がございます。しかし、昨今のコロナウイルスの影響によりほとんどの店舗が休業を余儀なくされしまいました。
しかし私たちのアロハシャツへの思いは変わりません!これからも染めの技術を磨き、新しい図案を製作し、お客様に喜んでもらえるアロハシャツを作り、アッと驚いてもらえるようなアロハ作りにも挑戦していきたいと思っています!
CAMPFIREのクラウドファンディングを通して、まだ私たちのことを知らないアロハファンや染め物マニアに出会えることを願っております!『これからも友禅染めを続けたい!!』『多くの人に友禅染めを知ってもらいたい!!』そんな思いからこのプロジェクトを立ち上げさせていただきました!
パゴンとは!?
亀田富染工場は1919年に創業し、代々、友禅染めの技法を用いて京都で着物を染めてきました。多い時には100人以上もの職人が染めに従事し、着物を作ってきました。しかし昭和後期以降、着物の需要が急激に減少するにつれて業務縮小を余儀なくされ、職人はわずか5人に減少し、主に大手アパレルの染色加工業を行っていました。
それでもなんとか着物の図案と友禅染めの美しさをもう一度世の中の人に知ってもらいたいと、試行錯誤を繰り返し、アロハシャツの起原がハワイへ移り住んだ日系人が持ち込んだ着物にあることを知りました。
染め工場の蔵には、京友禅の図案が、5〜6千点残されていました。早速これらの蔵に眠る図案を持ち出して、生地を染めて、アロハシャツに仕立てたところ、とても評判がよかったので、試作を繰り返し商品としての改良を加えていきました。
そして翌年、ブランド名を【Pagong】とし、販売をはじめました。
Pagong (パゴン)とはタガログ語できれいな海だけに住み、幸せを運ぶと伝えられている海亀を意味します。「亀」は亀田富染工場という名にも縁があります。
18年あまりが経った今も、様々な方々に支えられ、令和1年に創業100年、ブランド開始15周年を迎えることができました。アロハシャツは評判を呼び、本場ハワイにもお客様がいてくださるようになりました。
パゴンのアロハシャツって!?
京友禅アロハシャツは、亀と波の模様の入ったオリジナルのシルク100%生地に染めています。
着物の柄にはそれぞれ意味があり、
こちらの柄は【松鶴に菊模様】という柄で、
昭和の初め頃の留袖を復刻した柄です。松と鶴が組み合わされた柄は松鶴文様とよばれ、夫婦の長春・不老への願いが込められています。 更に、新春の瑞兆花である水仙や縁起物の十両 (藪柑子)や長寿を寿ぐ菊の花が華やかにあしらわれ、夫婦の新しい門出が素晴らしいものになりますようにとの願いが込められています。
世界に誇る日本人アーティスト・葛飾北斎の神奈川沖浪裏の大波をアレンジして友禅染めで復刻しました。波の力強さ、永続性にフォーカスして波がミニマルで繋がるように型を製作しました。
青のコントラストと鮮やかさがとても綺麗な一枚に仕上がりました。
京都の錦に生まれた伊藤若冲の作品を復刻しました。
一昨年、ジョープライス氏より日本に里帰りを果たした、「鳥獣花木図屏風」という柄です。
白象をはじめとした愛らしい