の「不便」を減らし「ラク」を増やしてくれることは、ユーザーの方に喜んでもらえるし、自分にとってそれは大きな誇りである。そんな仕事を経験してしまった人にしか分からない使命感のような何かを貫いてみたいのです。まだまだ、もう少しの辛抱と。
そうだ!!そういえば、私にはもう一つ、やりたかったアイデアがあるではないか!
まな板だよ!
カバンとの繋がりが持てず、カバンで利益が出たら作りたいと、数年間塩漬けにしたままのまな板。自分は以前、カタログハウスでレシピ大賞をとったことのあるぐらいの腕前ではないか。今は巣ごもり需要が伸びている。まな板こそが今必要。まな板がカバンを助けてくれるかも…
まだ素材選びとデザインの段階なので出来上がった商品は少し違ってくると思いますが、構造の特徴とメリットをご紹介します。(意匠登録済み)
このまな板は、表面が斜めに傾いています。左手前から右奥の方に向けて。すると、
もちろん、汁気も一か所に集まってこぼれないし扱いやすくなります。
土手のあるまな板は他にもあるけど、表面は平らだから汁気の対策になっていないし、奥のほうに平らになっていて土手が三面を囲っているため大きな食材が引っかかるという、もっと大きな不便が生じてしまいます。しかしこのまな板は、
しかし、斜めに傾斜しているまな板って切る時大丈夫?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。しかし、試作品を作って実験してみた結果、
むしろ、斜めの方が包丁受けが良い?と思われるぐらい快適でした。
知人の料理人に聞いたところ、まな板は斜めで使うのが料理人の間では一般的らしく!
何より、左手前を浮かせて、裏面も同じ構造にすることで、
右利きの方なら、裏面をお肉と魚用と決めて使われるといいでしょう。自然と両面使いになります。土手でほぼ全体の表面が浮いているため、衛生的にもよく、ひっくり返して使うことへの抵抗も少なくなると思います。
これを作りたい。最初は通常の大きさで作ってまな板として、これが順調に滑り出したら小型を作って一人暮らしの方や、食卓に持ち込むお盆のような感覚のまな板、そしてアウトドアでも使えるものにしたい。お皿感覚のものなら高低差を利用してサラダを盛りつけてドレッシングをかけた時、ドレッシングが低い隅っこに集まってびしょびしょにならずに済むし減塩対策にもなるのでは? お刺身やお寿司と醤油の場所を分ければお皿は一つで済むしなどなど…。
さっそく試作品を作ってもらうための工場探し! 以前も調べたことがあるけど、納得いくところはなかなか見つからなかったが、今回、同じ東京都内で、とても協力的な、キレイな工場さんが見つかりました。しかし素材選びと金型作りに進むうちに、金型がかなり高いハードルになっています。
あれ? カバンを助けるためにまな板を作りたいのに、まな板を作るためにカバンの利益を使わなければならない? というジレンマに陥ってしまったのです。まだまだ私は事業者としての計算が甘い! 反省はしていますが、まな板を作るお金が…。
助けてください。良いものを作って恩返しします。
今回ご支援の方々には、コアルーバッグの中でもイチオシ商品をお手ごろに支援していただけるようなリターン品をご用意しました。是非この機会をご利用ください。お礼のメッセージの他、まな板の進捗状況など、今後の活動報告もさせていただきます。
商品はプロジェクト終了後から1か月以内にお届けさせていただきます。
発送にかかる費用は支援金に含まれておりますので、別途かかりません。
リターン品