りましたが、
このような子ども達をたくさん作っている、学校教育や社会全体の現状に問題がある、と悶々としました。
どうしてこうなったの?原因は?
このままでは本当の人間成長につながる教育などできない。。
僕は徐々に方向転換していきました。
*
小さい子供たちは元々、やる気も元気もあります。
あのまま社会に出て活躍してくれたらどんなにいいだろうか!?
良心、好奇心、人との交わり、自己価値。
学校の狭い価値観の中でけずり取られていく。
その前に育てておきたい、、!
人を作るのは人・環境・経験。
多様で人間らしいものに触れさせたい。
大人のあり方も共に変えていかなくては。
子どもは大人の姿をみて育ちますので、憧れとなるような存在は大きいです。
たくましく向上心があり、優しい義侠心を持つような、、かっこいい大人像はないものか、、
イメージしていたところ、ふっと偶然に『忍者』・・が思い浮かんだのです。
「僕らは忍者みたいな人を目指そうよ」そう言い出しました。
機会頂き、近くの夏祭りで「忍者カフェ」を出店しました。
子供たちは大人と協力し張り切って店を盛り上げました。
実社会の中で人に喜ばれ、自分を発揮して成長していく。
今までにない手ごたえを感じました。
これがしたかったんだ!
と同時に、「次は忍者塾、何やるの!?」と周囲から期待の声が。
「昔はよく忍者ごっこしてたもんだよ、赤影とか!」年配の方が子供に返ったように。
「私もくのいちになりたい!」という女性がいたり
そんなにみんな忍者が好きなのか?
忍者の引力に初めて気づきました。
このトキメキこそ、求めていたもの!!?
私は忍者に賭けてみようと思いました。
忍術の門を叩き、忍者のことを知っていきました。
すると不思議なことに
僕の理想としていた人間像や教育のあり方に、まったく矛盾せずフィットすることが分かってきました。
大きな使命感、臨機応変のたくましさ、
常識に縛られない自由と個性
和を重んじ仲間で成し遂げていく姿
敵と戦わずして利のある状態を作っていくコミュニケーション力
全てあてはまる、、!
そんなテーマに出会ったのは僕の人生で初めてのことでした。
悩みの中思い描いてきた理想のありかた、、
僕一人ではできないことが「忍者」ならできるのではないか。
忍者のように、、
誇りをもって活躍しあうコミュニティ
その中でワクワクのびのび人間性が育つ。
大人が範を示し、ふところを作る。
日本人らしく輝こうではありませんか!!
輝き照らしあえば世の中は明るい。
忍者は我々の姿、日本のヒーローです。
そして僕は忍者となりました。
これから、新たな歴史を作っていきます!!
*
この場を借り、私に忍者界への案内をしてくださった先人、師匠方に心より感謝します。
素晴らしく優しく奇想天外に魅力的なみなさん。出会えて本当に嬉しいです。これからもよろしくご指導お願いいたしたく思います。
そして私をいつも応援し、背中を押してくれる友人、地域の方、仲間でいてくれる高岡忍者のメンバーに深く感謝をしています。
あなた方がいなかったら、今の私もこの計画もありえません。
これからも楽しいことをやりましょう!ありがとう!!
全国に、素敵な忍者が存在します。うれしくなりますね!
◆八光 プロフィール
八田一弥 富山県高岡市生まれ
高岡高校、筑波大学(体育哲学)卒
ニュージーランド滞在 永住権 ゴルフリゾート勤務のち使命感を感じ地元へ
国際忍者学会員
◆2020全国手