京大のタテカン文化を取り戻したい

京大のタテカン文化を取り戻したい
京大周辺の文化的景観の一部だった学生・教職員・地域住民の立看板(タテカン)が、京都市屋外広告物条例を理由に全面的に禁じられました。京大のタテカン文化を取り戻すために裁判を闘います。

晴らしいものがあった、忘れないと、その破壊の跡を悔しく通り過ぎる毎日なのです。

森 達也さん(映画監督・作家)
駅や公園のベンチに仕切りを入れ始めた理由は何か。監視カメラや「テロ警戒中」のポスターが増えた理由と同じ。管理したい。されたい。集団に従属したい。されたい。みんなで一様になりたい。はみだしたくない。はみだしたら削除したい。……そうした感覚の延長にタテカン撤去がある。贅沢は言わない。元に戻してほしいだけ。雑多で豊かな景観を取り戻してほしい。
資金の使い道

ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
 訴訟費用:約230万円(印紙代・郵券・訴訟関係書類印刷費用等・弁護士費用※1)
 広報費   :約 23万円(〜125万円)※2
 リターン経費:約 20万円
 CF手数料 :約 25万円(9%+税)

 合 計   :約 300万円(〜412万円)※3 ※4

※1 弁護団には低廉な金額でお引き受けいただいています。目標額を超える場合には、超過分を弁護士報酬に加算充当いたします。

※2 訴訟と並行して「タテカン文化を、取り戻す」キャンペーンを展開します。広報費の内訳はミニマムの試算ですが、目標超過の程度に応じて、括弧内の上限の範囲で動画コンテンツなども投入します。

※3 括弧内は、目標超過達成の場合に広報費追加投入の上限額を含んだ金額です。

※4 訴訟費用の相応額や広報費の上限額をさらに上回る支援が得られた場合には、タテカンを安全に設置するための設備費用に充てます。
実施スケジュール

4月下旬 地方裁判所に訴訟提起
訴訟期日ごとに報告会を開催し、ニューズレター送付
2021年6月上旬 リターン発送開始
訴訟終結:原告・被告のいずれかが最高裁判所まで上訴した場合、地裁提起から約3年の見通し

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン

ーリターンの紹介(リターン画像・リターンの詳細)

 ☆領収書・お礼状
 ☆訴訟期日ごと、訴訟終結時にニューズレターをご送付
 ☆オリジナル不織布バッグ
 ☆京都大学職員組合が制作する、Web教養講座の動画視聴チケット
 ☆立看板が復活したあかつきには、京都大学職員組合の立看板にご芳名を表示(希望者のみ)
タテカン訴訟 原告紹介

京都大学職員組合
1948年に結成された、京都大学の教職員で組織されている。
教員、職員、非正規雇用職員など、京都大学で働く教職員を対象とする任意加入(オープンショップ制)の労働組合。
教職員の雇用を守り、労働条件の向上への取り組みと共に学園の民主化にも力を注ぐ。
結成初期より非正規雇用職員の雇用維持や待遇改善への運動に力を尽くしてきた。

プロジェクト代表:高山 佳奈子/京都大学 教授(法学研究科・法科大学院)

専攻は刑事法学。
2012年度京大職組中央執行委員長、現同副委員長。
「安全保障関連法に反対する学者の会」呼びかけ人、
「共謀罪法案に反対する刑事法研究者の声明」呼びかけ人。
表現の自由にかかわる刑事訴訟に証言・証拠提出で参加し、「クラブNOON裁判」
「タトゥー裁判」は全面無罪、「ろくでなし子裁判」は一部無罪となった。

プロジェクト副代表:駒込 武/京都大学 教授(教育学研究科) 

専攻は植民地教育史・台湾近現代史。
2018年度から京大職組中央執行委員(今にいたる )、
2019年度に京大職組中央執行委員長。
「自由と平和のための京大有志