はじめまして!
僕が「えん農園」の管理をしている石川友彬(ともあき)です。
愛媛県愛南町に位置する農園の管理を引き継ぎ、
多くの自然が循環するという意味を込めて「えん農園」と名付けました。
剪定枝を活用して作った看板です^^
引き継いで4年が経ちますが、
実は、はじめは「農業なんて興味ない」と思っていました。
友人が「後継者不足で人手不足で困っている農園がバイト募集してるよ」
と紹介してくれたことが農園との出逢い。
(「人生フルーツ」という映画を観た直後、この話がありました。絶妙なタイミング!)
農業は興味ないと思っていたのですが、
バイトならまぁいいか、と行ってみたところ、
一般的な農業では邪魔者扱いされる雑草や害虫扱いされる虫などが
共生していることにすぐ気づきました。
これまで僕がもっていた「草はない方が良い、虫はいない方が良い」
という農業のイメージと全く違った、
自然が生き生きと輝くような美しさにとても感動しました!!!!
えん農園は半世紀以上、無農薬栽培。
御荘湾からの海風が吹き通り、
多くの種類の草が青々と元気に茂る。
虫は羽音と立てながら木の中を飛び交い、
様々な方角から聞こえる鳥のさえずり、
トンビは気持ち良さそうに上空を飛んでいる。
とても気持ち良い農園で、これも農業なんだ!良いなっ!と思いました。
そして、こんなにも美しい農園が後継者不足で困っていることが
不思議で仕方ありませんでした・・・
農薬不使用
化学肥料不使用
除草剤不使用
このスタイルで半世紀以上継続しつづけた故に、
多くの生物が共生でき、土もふかふか、人にとっても心地の良い場所。
現代の農業のあり方・考え方の可能性を広げるような
この農園は誰かが未来へ繋げないといけない!!!!!!
ここで終わらせてはいけない!!!!!!
そして、引き継ぐことを決心したのです。
収穫したて!木生り完熟の河内晩柑!
■プロジェクトの目的
えん農園のことを知ってもらいたい、
好きになってもらいたい、
海風吹き通る土地で半世紀以上無農薬栽培で磨かれた、
自然豊かなえん農園の「甘夏」と「河内晩柑」を皆さんに届けたい。
そして
半世紀以上無農薬栽培の貴重な農園の現状を知ってもらい、
課題の解決にむけて、どうか皆様のご支援いただきたく、
今回クラウドファンディングに挑戦させていただきました!!!!
様々なご縁があって、自然と共生する美しい農園を引き継ぐことができました。
農園での仕事は大変なことも多いですが、それ以上に新たな発見や感動があります。
農園での仕事は、僕にとって誇らしく素晴らしいことです。
しかし、
現状、このままでは園の継続が難しいのです・・・
『 えん農園の課題 』
■人手不足
■管理不足
■資金不足
① 「自然栽培」であるがゆえに収穫量が少ない→収入になりにくい
② 除草剤を使わない為、草刈りに人手がいる
③ なるべく伸び伸びと木を育てている為、収穫の際は木にのぼり
非効率で時間がかかる。誰でも木に登れるわけでもない。
④上記の理由で収入的に厳しい為、高知県四万十市で別の仕事をしているが、
この農園を未来に継続したい強い思いで、50km離れている自宅から通っている。
根本的に、十分な管理が出来ていない状態です。
草刈り、木の手入れ、剪定、施肥、園の整備など、やるべきことが出来ていません。
人手不足もありますが、人件費が出すことが難しく継続してアルバイトを雇えません。
結果、木が枯れてしまい、少しずつ減りつつあります・・・
実がついたまま倒れてしまいました・・・
枯れてもすぐに処理ができない切なさ
傾斜の多い場所だと乾燥していない状態で運んだりすることがとても大変で時間がかかります。
いまの僕の力では食い止めることができない課題。
もっと農園に行きたいのですが収入面の課題でなかなか行けず。
人を雇うにも同じこと。収入面の課題で継続して雇うことができない。
とても悔しいです!!!!
とても歯がゆいです
!!!!
農園はとても重要な分岐点に立っているように思います。
ここで行動しなければ、遅いかもしれない。
次のタイミングはもしかしたら無いかもしれない。
僕には、えん農園を未来へ繋げるという使命があります。
決して諦めずに立ち向かっていきます!!
えん農園の未来へ向けて!!やるしかないのです!!
どうか皆様、ご支援よろしくお願い致しますっっ!!
■資金の使い道
・主に人件費 24万円
・肥料代・緑肥代 5万円
・燃料費 7万円
・CAMPFIRE手数料 4万円
大きな河内晩柑の木を覆う高さのイチョウの木。
えん農園のとても美しい光景のひとつです。
えん農園が取り組んでいること
●自然栽培
僕は『生命力をいかに発揮させるか』ということについてよく考えます。
山の木は、手入れいらずでも青々と成長し、
硬いコンクリートの隙間からでも草は生えてきます。
農業でいかに生命力を発揮させることができるのか?
人の手で「栽培」しながら、
自然とどう折り合いをつけていくかを考え、
現時点での取り組みは以下の通りです。
現在、えん農園は「自然栽培」で柑橘栽培をしています。
自然栽培とは農薬不使用・化学肥料不使用・除草剤不使用に加え
植物がもつ生命力を発揮させる為、有機肥料も使わない、
もしくは厳選された原材料の有機肥料を必要に応じて使う。
他には、あまり加工されていない自然資材を用いる栽培方法です。
引き継いでからは、面積に対して少量の無農薬or減農薬米糠、種子消毒なしの緑肥、
高知県産木酢液、粉砕した竹くずを使っています。
緑肥として用いている菜花。可愛いらしい黄色い花を一面に咲かせます。
※食べられます
●木の管理
ご存知ですか??
実は柑橘は本来6m前後の高さまで成長します。
従来の農法では、
収穫の効率を考え、2mほどの高さに剪定して管理します。
本当はもっと大きくなるのに人間の都合の良いようにする。
僕はそれには違和感を感
じている為、自由に育てたいのです^^
えん農園では生命力を存分に発揮できるよう剪定は最小限にし、
伸び伸びとさせて、なるべく自然体になるようにしています。
(その分、木登りをして収穫したりと作業は大変になりますが…)
木登り収穫のようす。僕は大得意♫
●もちろん除草剤も使いません。
草はオートモアと刈り払機とカマで全て刈ります。
(これがなかなか重労働で、実は毎年全てを刈りきれていませんっ)
この刈った草が自然の堆肥となり、そして何十年積み重なって
おどろくほど土が柔らかくなっています。
普通に歩くだけで5センチくらい沈むほどの感覚。
かわいらしいカタバミの花。
えん農園のミカンの紹介
~ 河内晩柑 ~
とってもジューシーでさわやか!程良い酸味と甘みでとても美味しいです。
クセがないので酸味が苦手なお子様にも喜んでいただけるのではないかと思います!!
皮の良い香りも楽しめます^^
河内晩柑。レモンイエローと雫形が特徴。 ~ 甘夏 ~
こちらもとってもジューシー!!そして濃い甘み!!酸味も強め!!
昨今の甘み重視の果物とは全く別物で、甘く酸っぱくこれぞ夏ミカン!
好みが分かれる味だと思いますが、個人的にはとっても好きです。
少し平べったい甘夏。薄目の橙色。
梅雨から冬まで、ご覧くださいこの草を!低い木は埋もれてしまうほどの勢い。温暖な気候なので成長がはやいっ!
夏に出始める蔓性の草がとくに厄介で、油断していると木をまるごと覆ってしまうことが多々あります。
こまめに刈りたいですが・・・
クローバー緑肥として優秀な白クローバー。他の草を抑える効果もあります。種を購入して増やしていきたいです。
野鳥の卵。ウサギが飛び跳ねたり、猪が暴れまわった跡も時々見かけ、
動物にもよい環境のようです^^
■自己紹介
石川 友彬(いしかわ ともあき)
平成元年12月24日生 AB型
好きな食べ物:カツ丼、おはぎ、魚料理(目はまだ食べられません)
尊敬する人物:福岡正信
、アルバス・ダンブルドア、山本高資
好きな映画:天才スピヴェット、ロケットマン、世界最速のインディアン、リトルミスサンシャイン
「えん農園」の管理の傍ら、
高知県四万十市で古着屋「HAND ME UPs!」(ハンドミーアップス)を経営しています。
古着販売、服の修理・お直し、オリジナルバッグなど製作しています。
※リターン品にHAND ME UPs! で使えるクーポンと、
クラウドファンディング限定デザインのエプロンとバッグを掲載します^^
リターン品に当店で使えるクーポンもご用意しています!
■リターンのご紹介
【3000円コース】お礼メールのご送付
【4000円コース】甘夏1キロ + 河内晩柑1キロ
【4500円コース】古着屋「HAND ME UPs!」で使えるスペシャルクーポン1500円分と
お礼メールのご送付
【7500円コース】甘夏2キロ + 河内晩柑2キロ
【8000円コース】HAND ME UPs!で使えるスペシャルクーポン券5000円分と
お礼メールのご送付
【8000円コース】えん農園お仕事体験!
【10000円コース】お礼動画のご送付
【15000円コース】クラウドファンディング特別デザイン
ハンドメイド エプロン
【16000円コース】甘夏5キロ + 河内晩柑5キロ
【22000円コース】クラウドファンディング特別デザイン
ハンドメイド トートバッグ
【30000円コース】クラウドファンディング特別デザイン
ハンドメイド デニムバッグ
【30000円コース】「重量BOX」 甘夏と河内晩柑を20kgご送付
※送料込みの値段です。海外への発送はできません。
農薬を使う慣行農法に比べると見栄えが良くありません。
エプロンとバッグについて、画像と細かい仕様(例:ミシン糸の色)が異なる可能性があります。
クーポンは
実店舗で使用可能です。
さいごに
なるべく自然に近い環境で。なるべく自然の本来の姿で。
木も草も花も人も動物も鳥も虫も微生物も、
生き生きとして助け合いながら生きています。
僕はその手助けが少しでも出来たらいいなという程度。
今は人の管理が必要ですが、あくまで自然が主体。
自然のちからを発揮できるようにイメージして、
美しい農園を未来に継続していきたいと強く思っています。
甘夏のとなりに鳥の巣
最後まで読んでいただきありがとうございます。
えん農園 石川友彬
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