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このプロジェクトについて
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日本海に浮かぶ人口2300人の離島、
島根県・海士町。
本土から約60km離れているこの島では
“お茶する” という営みが暮らしに根ざしており、
コーヒーライフを楽しんでいる人が多くいます。
なのですが、
「おいしいコーヒー豆」を
気軽に手に入れられる場所が身近にありません。
そんなうちの島のキャッチコピーは、
“ないものはない” 。
「『ない』のであれば、
自分たちでつくってやろう!」
ということで
おいしいコーヒーが
もうすこし近くにある暮らしを。
そして
コーヒーを介して生まれる
「人と人とのつながり」から、地域を元気に。
「劇的に」「盛大に」というよりも
「ゆるやかに」『ちょびっと』
コーヒーを通して 島の暮らしを豊かに
することを目指して
小さなちいさなコーヒーロースタリー(焙煎所)
をはじめます!
応援、ご支援のほどよろしくお願いします!
「はじめまして」のみなさま、はじめまして!
友人・知人のみなさま、こんにちは!
ご無沙汰しています。
本ページをご覧いただき、ありがとうございます。
わたくし、本プロジェクトオーナーの
根岸浩章(ネギヤン)と申します。
島根県 隠岐諸島にある
海士町(あまちょう)という離島で暮らす、
コーヒー大好き28歳です。
青年海外協力隊(JICA海外協力隊)
としてサモアという南の島国で活動したのち、
2年前からこちらで暮らしています。
「島根と鳥取の境目」を北上した、
ここにある島に住んでます
輝く海と豊かな緑に囲まれた
自然と人の魅力にあふれる島です
現在、島の小中学校教育に携わる仕事を
しているのですが、
このたび副業として
小さなちいさなコーヒー焙煎所
を
はじめることにしました。
そこで、
焙煎所に必要不可欠な「焙煎機」の購入費用
へのご支援を募らせていただきたく、
こちらのページを立ち上げた次第です。
愛しの焙煎機ちゃん…!
さて、
「教育の仕事をしてるのに、
なんでコーヒーやねん?」
と、思われたかた。
そうですよね。
コトの経緯を、
順を追って、少しご説明させてください。
これから5分ばかり、
あなたのお時間をいただけますと幸いです。
さかのぼること4,5年ほど前。
某シティボーイ系雑誌にて
「コーヒー特集」なるものを目にし、
「なんかカッコええやん」
と思ったカタチから入るタイプのぼくは、
その場でコーヒーを抽出する器具一式を
amazonにてポチりました。
これがコーヒー沼への入り口でした。
勢いで買ったコーヒー器具セット
ここからすべてがはじまりました
とはいうものの、
カタチから入ったため、
まったく味の違いなんかわかりません。
「インスタントよりおいしい(気がする)」
くらいのもんでした。
そんないわば
「格好だけのコーヒー生活」に
転機が訪れたのは、一昨年のこと。
これまた、
雑誌に載っていたコーヒー屋の豆を
取り寄せたことがキッカケです。
取り寄せた豆には「抽出レシピ」なる
『淹れ方の法則』が書かれた紙が同封されてました。
今でも大切に、トイレに飾ってます
それまで
なーんにも考えず適当に淹れていたのですが、
試しにその手順にしたがって淹れてみたところ…
「あ、あまい!!」
「これは今まで飲んでいた『コーヒー』と同じ
『コーヒー』なのか?(そわそわ)」
と、もはや焦りすら感じるほどのおいしさに
衝撃を受けました。
「コーヒー=黒くて苦い飲みもの」という
今までの概念が変わった瞬間でした。
赤茶色の甘いコーヒー!
それ以来、
あちこちのコーヒー屋さんから豆を購入したり、
抽出方法や焙煎を学んだりするようになり、
気が付け
ばコーヒーの沼に両足ズッポリでした。
こんな感じで沼にズッポリ
(まだまだありますコーヒーグッズ)
そんなコーヒー沼にズッポリとハマったぼくは、
「趣味は?」とか
「好きなことは?」とか
「最近なにしてんの?」とか
「元気?」とか
「お母さんの旧姓は?」とか
と聞かれたら、
「コーヒーです!」
と答えるように、いつの間にやらなっていました。
(※ 一部フィクションが含まれている模様です)
人にお会いするたびに、そうお話ししていると、
ありがたいことに、
昨年ごろから島内のイベントで
コーヒーを提供する機会を
いただくようになりました。
月に1度、朝市をやってる仲間との1枚!
はじめてコーヒーを振舞わせてもらったとき
のことは、今でも忘れられません。
飲んでくれた人の「美味しい!」という反応
「じつは私もコーヒー好きで!」
なんていう ”繋がりが生まれる瞬間”
なによりも
コーヒーを飲みながら過ごす時間の心地よさ
に、言葉にできないほどの幸せを感じました。
それ以来、調子にのって、
同じ島内に住むコーヒー好きたちと
『カオコイコーヒー』というユニットを結成し、
活動させていただいてます。
はじめまして『カオコイコーヒー』です
イベント出店のほかにも、
趣味であるキャンプとかけ算して
「キャンプ×コーヒー」でゆる〜く集える場所を
提供したり
自宅から徒歩5分のキャンプ場にて
友人で、
コーヒー農園のオンラインツアーや
焙煎豆の販売をしている
Pergaminoのたまちゃんと一緒に、
コーヒーについて学ぶワークショップを開催したり
も、させていただいてます。
みんなでコーヒーの旅路について学びました
Pergaminoのたまちゃん(中上)とボランティアのみなさん
おいしいコーヒーがある時間を共有することで
その場の空気が「ほっこり」と緩まり、
知らぬ間に一緒にいる人との距離が縮まっていたり
1杯のコーヒーの向こう側に広がる
異国の世界やそこにいる人たちに思いを馳せたり
そんな『人と人とを繋ぐ触媒』となるコーヒーが
たまらなく、大好きです。
本当にいつもいつも、
最高な時間を過ごさせてもらっています。
この場をお借りして、
関わってくださっているすべてのかたに
あらためて感謝申し上げます。
ありがとうございます!
上記のような活動を通して感じているのが、
島内でのコーヒー需要の高さです。
出店するときには
毎回たくさんの人がお越しくださり、
「コーヒー好きな人がこんなにくさんいるのか!」
と、いつもおどろいています。
10時と15時にお茶休憩をとる人が多いなど、
「お茶をする」ことが島の生活に根ざしている
のも、関係しているのかもしれません。
イベントへの出店を重ねるにつれて増えてきたのが、
「豆の販売って、やっていますか?」
「豆は売らないの?」
という質問です。
そんな声をかけてくださるかたの話を聞くうちに、
うちの島には「おいしいコーヒー豆」が
身近で手に入りにくい現状がある
ことが、だんだんと見えてきました。
と、いいますのも、島には
「おいしいコーヒーを飲める喫茶店」
はいくつもあるのですが、
コーヒー豆を焙煎して販売しているお店がないのです。
コーヒーが暮らしのすぐそばにあるこの島
なのに
気軽においしい豆を調達できる場所が身近にない。
…なんだか、すごくもったいないなと感じました。
と、同時に、
島のなかでおいしい豆が手に入るようになれば、
暮らしが「ちょびっと」だけ豊かになるのでは?
と考えるようになりました。
そして
「ないのであれば、自分ではじめるか!」
と決心し、
今回
小さなちいさなロースタリーをスタートする
ことにしました。
島の合言葉である「ないものはない」。
「必要なものはすべてここにある」
「なければつくる」
という2つの意味があり
ます
(画像出典:ないものはない 海士町公式note)
前置きが長くなりました。
そんなわけで、
焙煎機を購入して、仲間と一緒に
小さなロースタリー(焙煎所)をはじめます!
そして
コーヒーで島の暮らしを『ちょびっと』豊かに
することを目指して、
以下の3つに取り組んでいきます。
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やること
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①コーヒー豆の販売
身近&気軽におうちでおいしいコーヒー
が飲めるように、焙煎した豆を販売していきます。
友達とのお茶タイムや、
地域のかたの井戸端会議、
オフィスでの会議などで、
おいしいコーヒーがもっと手軽に飲めるように。
またゆくゆくは
ECサイトもつくれればと思っています。
島内外への販売を進めていくことで、
島ならではの
「内貨の流出・外貨の獲得」という課題
にも貢献していきたいです。
(ほんのわずか、かもしれませんが)
②直焙煎コーヒーのドリンク提供
催し事に出店したり、
地域のお店やスペースを間借りしたりして、
焙煎した豆を使用したドリンクの提供を
おこなっていきます。
豆の販売とあわせて、
島のいろ〜んな場面で手元にあるような
おいしいコーヒーを楽しんでいる人がいるような
そんな景色づくりを目指します。
③コーヒーを介して人がつながるキッカケづくり
先述した「キャンプ×コーヒー」や
「コーヒーにまつわるワークショップ」のように、
『コーヒーを通して人がつながるキッカケづくり』
に取り組んでいきます。
地元の人、移住者、旅行者、
お年寄り、若者、etc…
ぼくたちのコーヒーを介して
さまざまな人が混ざり合い、
ゆるやかなつながりが生まれる機会を
つくっていきます。
「コーヒー × ◯◯」の組み合わせで
いろんなコラボレーションを楽しんだり、
コーヒーについて一緒に学ぶ場をつくったり
などなども企画してい
きます。
自宅から徒歩5分のキャンプ場にて ②
こうした活動を通して
「盛大に」「劇的に」というよりも、
ゆるやかに ちょびっとずつ
暮らしの中に根を張りながら、
コーヒーを通して 島の暮らしを豊かにしていくこと
に、挑戦していきます。
こいつが、相棒になります!
焙煎所をはじめるために
必要な資金は以下のとおりです。
【初期投資内訳】
焙煎機・・・約60万円
コーヒーミル・・・約10万円
その他の備品 / 消耗品・・・約30万円
(作業台、移動販売器具 etc)
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計 約100万円
今回、皆さまからご支援いただいた資金は、
「焙煎機の購入費用」に充てさせていただきます。
(目標金額は、
CAMPFIREの手数料を考慮した額に設定してます)
万が一、
目標金額を超えるご支援をいただいた場合は、
その他の開業費に充てさせていただきます。
また、今後の大まかなスケジュールは
以下のとおりです。
【実施予定スケジュール】
・2021年 4月下旬
クラウドファンディング終了
・2021年 5月
焙煎機到着
*現時点で、納期が最短5月の予定です。
ウェイティングリストの登録者が多く、
遅延の可能性もあるようです。
・2021年 ~7月
焙煎 猛練習
・2021年 8月~
順次リターン発送・豆販売開始
*焙煎機の納品時期により、
計画は後ろ倒しになる場合がございます。
ここまで文章をお読みくださり、
ほんとに、本当にありがとうございます!
話が少しもどるのですが…
「はじめに」のところで、
『本業では小中学校の教育に携わっています』
と書きました。
そのなかで、常日頃から、
ぼくは子どもたちに
「挑戦」することを求めてしまうことがよくある
と感じています。
それは挑戦することを
たくさんおもしろがってほしいな、
楽しんでしてほしいな、
と思っているからです。
もちろ
ん、それは悪いことではありません。
ですが、ふとしたときに、
”そうやって子どもたちと接する
『自分』は「挑戦」することを
たくさんおもしろがったり、楽しんでいるのか?”
と、普段の自分の言葉と態度が
ブーメランになって飛んできます。
そんな「ふとしたとき」に、
バシッとズバッと即答で
「もちろん!」
って、言える大人で在り続けたい。
流されやすい性格のぼくですが、
そこだけは譲れません。
『小さなちいさな』とはいえ
「教育」以外を生業の1つにするのは
初めてのことです。
なので、
どう転がっていくのか
正直、まったくもって先が読めません。
でもなぜだか不思議に、
今よりも
「自分にも子どもたちにも胸を張れる自分」
になれる予感
だけはしています。
大好きなコーヒーを通して、
島の暮らしを『ちょびっと』豊かに。
このプロジェクトは、
今のぼくなりの最大級の「挑戦」です。
拙い文章をここまで読んでくださったみなさま、
「応援してやるか」と思ってくださったみなさま、
本当に、ありがとうございます。
よければいつか、
の〜んびりとコーヒーを飲みに
島に遊びにきてくださいね。
いつでも、お待ちしております!!
以上、最後までお読みいただき
誠にありがとうございました!
よろしければ
ご支援いただけますと嬉しいです。
何卒、よろしくお願いいたします!
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<All-or-Nothing方式>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。
目標金額に満たない場合、
計画の実行及びリターンのお届けはございません。
<上乗せ支援機能>
各リターンの設定額に上乗せしてのご支援も
可能となっています。よろしければご活用ください。
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