越前焼窯元を応援したい! コロナ禍乗り越え、伝統をつなぐ新しい力を!

技の存在を「奇跡」だと書き残しているほどです。

そのような風土と作風に引かれて移り住んだ米国出身の陶芸家がいたり、工房を構えた映画監督がいたりしました。
こうしたアーティストたちを引き寄せる不思議な魅力が、この越前焼の里に存在するのです。

今回のプロジェクトに参加した窯元たちも、この魅力に引かれ窯を構えました。遥か中世の先人たちに心を移入し、風土とともに土や炎と向き合い、創作の手を進めています。

薪窯を使う以外にも、現代の創作ツールである電動ろくろやガス、電気窯を駆使しながら、釉薬や線刻といったデザインにもこだわり、現代ライフに合った作品へと仕上げています。
目指すところ

ファンとサポーターを国内外に広げたい。産地の課題を解決する力にも!

今回のプロジェクトを通して目指すのは、コロナ禍を乗り越えて未来を拓く新しい力を産地にもたらすことです。

1点目は、皆さまからのご支援に対する返礼品を通した在庫品などの販促。これが今春以降の創作の力となります。

2点目は、クラウドファンディングを通して国内外に産地の魅力を知っていただくとともに、ファンとサポーターの輪を広げること。

3点目は、皆さまのご支援で集まった資金をもとに、越前焼産地の抱える課題を解決する一歩にすることです。

3点目の産地の課題について、詳しくご紹介しましょう。
産地は今、未来へ営みをつなぐ上で大きな構造的な課題を抱えています。それは粘土の供給です。
古くから使われている耐火性の高い良質の粘土は、なお産地内に存在しているとみられますが、手軽に採取できる表土にあるものは残り少なくなっています。未来へ継続するためには、地中や林中を探索し、掘り起こす必要があります。
ただし、そのためには専門機関に委託するなどの費用が必要となります。
どのように費用を確保し、未来への糸口を導き出すかが、コロナ禍への対応と並んで緊急の課題となっているのです。
寄付の使い道

皆さまからの寄付金のうち、3割をお礼品に充てます。
いずれかの窯元の市価相当額を福袋に入れ、寄付いただいたすべての皆さまにお届けさせていただきます。

残りのうち、ふるさと納税やクラウドファンディングにかかる手数料や送料など必要経費を除いた5割を2021年度以降に越前焼の振興や課題を解決する事業に活用させていただきます。
自治体からのメッセージ

ご支援をもとに、越前焼産地を振興へ!

越前焼は越前町が誇る財産であり、日ごろ産地のバックアップに取り組んでいます。その柱として産業や観光の中核となる越前陶芸公園の整備とともに越前陶芸まつりや秋季陶芸祭の開催を毎年のように支援してきましたが、昨年来のコロナ禍では町民や関係事業所、来場者の感染拡大防止による命と健康を最優先に、やむなく中止を決断したものです。

コロナ禍の影響が長引く中で、何とか伝統を受け継ぐ窯元の皆さまを支援したいと考え、このたび、ふるさと納税業務の延長でクラウドファンディングに踏み切りました。

伝統のものづくりの炎とともに、まちの未来を拓くため、ぜひ多くの皆さまのご支援をいただけると幸いです。
お礼品について

開けて楽しみ! 窯元のセレクト品を福袋形式でお届けします!!

次の(1)~(10)をお礼品として用意しました。

▽寄付1万円
(1)次のいずれかの窯元の碗類ペア(3千円相当)
(窯元)泉、吉田、五島
(2)次のいずれかの窯元のカップ類ペア(3千円相当)
(窯元)北崎、泉
(3)次の窯元の皿ペア(3千円相当)
(窯元)前田

▽寄付