はじめに・ご挨拶
この度は『離れていても沖縄体感!バーチャル国際通りOPEN 奇跡の1マイル再現プロジェクト』ページをご覧頂きありがとうございます。
皆さんは沖縄県那覇市にある、国際通り商店街のことをご存じでしょうか?
沖縄文化を伝える土産品店あり、郷土料理を味わえる店あり、伝統芸能を体験できるスポットありと、沖縄の魅力がギッシリ詰まった約1.6kmに渡る商店街です。
バーチャル国際通りの制作・運営を行う
「株式会社あしびかんぱにー」代表取締役の片桐芳彦です。
沖縄の魅力をYouTubeで全世界に発信する「VTuber根間うい」の運営・プロデュースなど沖縄をIT×エンターテインメントの力で盛り上げる活動を実施しております。
今回のクラウドファンディングプロジェクト『離れていても沖縄体感!バーチャル国際通りOPEN 奇跡の1マイル再現プロジェクト』 は、このプロジェクトに賛同していただいた、国際通り商店街振興組合連合会(通称:国際通り通り会)の協力のもと、株式会社あしびかんぱにーによって実行いたします。
国際通りのあるこの場所は、かつて、沖縄戦によって焼け野原と化していました。
そこに「アーニーパイル国際劇場」という映画館が作られました。娯楽が人々の心を勇気づけ、劇場を起点に現在の国際通りまで発展し、「奇跡の1マイル」と呼ばれました。
沖縄は「エンターテインメントの力」でいくつもの困難を乗り越えてきたのです。
しかし、2020年、新型コロナウイルスが世界を襲いました。一波、二波と耐え、ようやく国際通りに人の流れが戻りつつあったところへ、より強力な第三波が押し寄せてきました。
海外はもちろん、国内の旅行者も激減し、観光地である沖縄は、いま危機に瀕しています。
国際通り商店街も、歩いている人はまばらになり、シャッターを下ろしたままの店も少なくありません。こういった状況の中、株式会社あしびかんぱにーは、離れていても沖縄を感じることができ、沖縄観光やエンターテインメントに触れられる仮想空間を「バーチャルOKINAWA」と称し、その中で「バーチャル国際通り」の制作に着手しました
今回のクラウドファンディングでは、コロナ禍の影響に苦しむ国際通り商店街事業者への支援となるよう、国際通り商店街厳選の沖縄物産品をリターン品として設定いたしました。
国際通りはピンチの今こそ、踏みださなければならないと考えております。今後また緊急事態宣言が出されるような事態があっても、国際通りを多くの人に楽しんでいただけるように、仮想空間に「バーチャル国際通り」の制作を進め、IT×エンターテインメントの力でこの困難を乗り越えたいのです。
「奇跡の1マイル」の再現として、バーチャル世界に「国際通り」及び「アーニーパイル国際劇場」 を創り、沖縄のエンターテインメントを発信・体験できる、新たな沖縄観光産業を生み出すための挑戦をどうか応援していただけないでしょうか。
国際通り発祥・奇跡の1マイルのルーツ
■国際通り
国際通りとは、沖縄県那覇市にある約600店からなる商店街です。沖縄観光の代表的な観光地の一つであり、沖縄に訪れる方々の約88%が那覇市(国際通り)を訪れると言われています。
約1.6キロメートル(1マイル)の長さがあり、お土産品店、飲食店、雑貨屋、ホテルなどが所狭しと軒を連ねており、『一万人のエイサー踊り隊』、『沖縄国際映画祭』など年間を通じて50ほどのイベントが催されます。
「人に優しい街・歩いて楽しい街」がコンセプトです。
那覇国際通り商店街
■国際通りの発祥と歴史 〜奇跡の1マイルのルーツ〜
第二次世界大戦の末期 1945年 沖縄戦により、沖縄本土はアメリカ軍上陸作戦により現在の那覇市の90%が焦土と化しました。
1948年 アーニパイル国際劇場が建設され娯楽を提供し、集まってきた人々を相手に色々な商売が行われ、やがてそれらの店舗が通りを形成し、人々から「アーニーパイル国際劇場がある通り」と呼ばれるようになり「国際通り」という名称になっていきました。
1953年、国際通りは大繁華街に成長し、その距離は1.6km(1マイル)程あったことから、沖縄戦復興のシンボルとして「奇跡の1マイル」と称されました。
「離れていても沖縄体感!バーチャル国際通りOPEN 奇跡の1マイル再現プロジェクト」
で実現したいこと
コロナ禍の中、国際通りを訪れる方々の減少は、今もなお続いています。下記は、コロナの影響を受ける前の国際通りと2021年2月に撮影した国際通りの状況です。
それでも、コロナが収束すれば、以前のように賑やかな国際通りに戻ることができると確信しています。