伊豆半島の中心【修善寺駅】に、伊豆半島”初”のアウトドアショップを作ります!

伊豆半島の中心【修善寺駅】に、伊豆半島”初”のアウトドアショップを作ります!
山・川・海に囲まれて、アウトドアフィールドがたくさんある伊豆半島ですが、実はアウトドアショップがありません。伊豆半島の中心地である修善寺の駅前に、アウトドアをこよなく愛する夫婦がアウトドアショップを開業します。伊豆半島で自然を楽しむのに最適な商品をセレクトし、みなさんにわくわくをご提供します!

はじめに・ご挨拶

このページを見つけていただきありがとうございます。

伊豆半島の修善寺駅前に、伊豆の山遊びの魅力を発信する、小さなアウトドア用品とドリンクのお店「SANKAKU STAND(サンカクスタンド)」をオープンいたします、もじゃまる(山崎翔悟・和可奈)と申します。

2020年2月に夫婦で大阪から伊豆に移住してきました。

2人ともアウトドアメーカーmont-bellに4年間勤務しており、休みを合わせては山に出かけていました。店舗勤務だったこともあり、お客様と山の話をするのも大好きで、仕事でも遊びでも山のことを考えて過ごす日々でした。

休みを合わせて行った、登山デート

結婚を機に、自分たちの生活スタイル、人生設計について話し合うことが増え、2人の中で共通していたのが「自然の近くで生活をし、もっと近い距離で登山をする人のお手伝いができる仕事がしたい」という気持ち。

こうした話の中で旦那さんが打ち明けてくれたのが「山小屋みたいなゲストハウスをやるのが夢」ということ。

*山小屋みたいなゲストハウス:登山に興味のある人たちが集まる、宿泊・物販・飲食の機能を持った施設を勝手にこう呼んでます(笑)

結婚指輪に刻んだ「YOLO(You Only Live Once)」という言葉、「自分たちのために悔いなく生きよう」を合言葉に、2人で夢を実現することにしました。

指輪が出来上がって嬉しかったけど、緊張して顔がこわばってますね(笑)

夢に向かって進むという決意をきっかけに、移住先探しを始めました。
1年近くかけて休みの度に気になる地域を巡りました。
登山といえば、高い山々が多い山梨県・長野県・岐阜県などをイメージする方が多いかと思います。

私たちもはじめはそういった地域を検討していました。

しかし、伊豆半島に来て、一気に気持ちが変わりました。

伊豆で初めて登った山は、金冠山(きんかんざん)でした。
まず登山口の駐車場で見た大きな富士山に驚きました。北海道出身の私(嫁)と、生まれも育ちも大阪の旦那さんですので、見慣れない富士山のサイズに非常にびっくりしました。

そこからきれいに整備されたハイキング道を歩き、1時間ほどで頂上です。

頂上からは、登山口では見えなかった海沿いの街が見えたり、駿河湾越しに静岡県西部の都会の街並みや南アルプスまでが一望できました。
こんな手軽なハイキングで、こんなにきれいな景色が見れるのか!と、とても感動したことを覚えています。

こんなに歩きやすい山だったら、山歩きが初めての方でも楽しんでもらえるのではないか。

この日から伊豆のことが非常に気になり、他にはどんな山があるのか、どんな景色が見れるのかと、インターネットや山の情報誌などで調べ始めました。
伊豆には百名山のひとつである天城山(あまぎさん)があり、その情報は出てくるのですが、地図にはたくさん小さな山があるのに、登山の情報がなかなか出てきませんでした。

伊豆には、こんなに気持ちの良い低山があるのに、山の情報が少ない。

登山に興味があるけど、なかなか挑戦できないという方の中には「危険」「怖い」「体力が必要」というイメージを持たれている方が多くいらっしゃいます。
行く場所によってはもちろん危険が伴う場所もあり、体力が必要な場所もありますが、すべての山がそうではありません。

また、登山を始めたいけど何を揃えたらよいかわからない、誰に相談したらよいか分からないという方が多くいらっしゃるということも、店舗勤務の経験から感じていました。

私たちが思い描く「山小屋みたいなゲストハウス」には、道具の相談ができるアウトドアショップの機能と登山フィールドの情報発信基地という機能を持たせ、登山を始めたばかりの方、登山をこれから始めたいという方に気軽に利用していただける場所にしたい、とこの時強く思ったのです。

伊豆でなら、自分たちの思いと力が活かせるという可能性を感じ、伊豆に移住することを決めました。

会社を辞めることも初めてで、移住も初めて。もちろん起業も初めてです。

期待いっぱいに、直観を信じて移住してきましたが、家を探すところからトラブルが発生し、約2週間の車中生活を経験しました。引っ越し屋さんに預けていた荷物の行き場がなくなり、ガレージ生活を考えこともありました。

伊豆市の移住お試し物件を利用。つかの間のお家にご満悦(笑)

それでも、毎日数珠つなぎに知り合いに知り合いを紹介していただき会いに行く。を繰り返していく中で、空き家を貸して下さるという方と知り合えました。

縁もゆかりもなく、知り合いもいない中で移住してきた矢先にコロナウイルスが拡大し、開業のためにコツコツ貯金した資金を減らさないようにと、生活のために始めた