ハワイ”猫の恩返し袋”『スタート版』

ハワイ”猫の恩返し袋”『スタート版』
ハワイ(オアフ島)に住む野良猫の保護活動1.猫の保護(トラップ)+去勢・避妊+マイクロチップを入れてあげて元のエリアに戻します。 原則(Trap 保護)N(Neuter 避妊)R(Return 戻す)2.餌やり(現在8ケ所公園等)3.治療の必要な猫は、できる限りレスキューする

Aloha!

ハワイに住む野良猫ちゃん達をHappyに!お力を貸してしてくれませんか?

📌【コミュニティ版でもご支援をお願いしております。】

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2008年からハワイのオアフで暮らし始めました。ある日散歩をしていると、ふと目に飛び込んできたのは近所のショッピングモールに住む沢山の捨て猫、野良猫たちの姿でした。

汚れた足と怯えた目で歩いている猫達。

猫好きの私はいつしか彼らの姿を探すようになりました。ご飯が十分にないためか、モール内をうろうろしてゴミをあさったり、その途中で車にはねられて死んでしまう子達も見かけました。

まずは、ご飯だけでも毎日確保してあげたい。避妊と去勢をしてあげて辛い思いをする野良猫を増やさないようにしなければ!

その思いから、毎日ご飯をあげ、不定期ではありますが避妊・去勢を行ってきました。

“NO KILL”を目指して活動しているボランティアの方達がハワイにも沢山います。私もその一人として、私を受け入れてくれたハワイに恩返しをする意味でも家を持たず暮らす猫達の生活を守りHappyにしてあげたい!

その活動を皆さんに知っていただいて、お住まいの日本から私達の活動を支えて頂ければとと、このプロジェクトを立ち上げました。

『このショックな出来事から野良猫の保護活動を!』

ハワイに住み始めたある日、買い物の途中でショッピングモールの植え込みに何匹かの子猫が遊んでいるのを見つけました。

とても小さくてか弱い数匹の子猫のうち二匹を数日後、家に連れて帰りました。よく見ると身体にはたくさんのノミがいます。早速近くのドラッグストアでノミの駆除の薬を買って子猫に少しつけたのですが、それまでは元気だった2匹が急にぐったりとしてきたのです。グレーの子猫はそれから数時間のうちに息を引き取りました。残ったオレンジの子猫を急いで近くの動物病院連れて行くと、一晩病院の集中治療室で様子を見てくれる事になったのですが、翌日病院から戻った子猫は相変わらずぐったりとして夜になると大きな息をつくようになり苦しそうです。

もう一泊病院にお願いした方がいいのか、正直迷っていました。なぜならその前日の病院での治療代は10万円近く支払ったからです。病院に聞くと預かるのはいいけれど、きっと昨日と同じかそれ以上の費用はかかりますよと言われていたのです。 迷っている間にもどんどん子猫が弱って来たので、命はお金には代えられないと思い、急いで車で子猫を病院に運びました。小さな箱の中の子猫は、本当に苦しそうでしたが確かに息をしていました。ようやく病院に到着してナースの方に、その子をお願いして病院に入ったところ、ナースの方が 〝この子猫はもう息をしていません…。〟と言われたのです。

病院に到着した時に、息を引き取ったのでしょう..。私が病院の費用を躊躇したから?これ以上迷惑をかけられないと子猫は感じていたのでしょうか。

あんな小さな子猫がそんな遠慮をしてこの世を去っていったのではないか。そう思うと可哀想でなりませんでした。

後から考えると二匹が亡くなった直接の原因は、子猫の扱いを知らなかった私がノミの薬をつけたからだと思います。

自分の無知と、お金への執着から大事な命を守れなかった。その後悔の気持ちから猫達の保護をしたいと思うようになったのです。

*あの時にモールに残っていた兄弟の一匹を引き取り、今は我が家で暮らしています。

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『猫の恩返し⁉️』

毎日ご飯を配っていると、猫にはいろいろな表情があり、どの子も自分の家族に思えてきます。ご飯の時間をちゃんと覚えてくれて、ちょっと照れたような表情でフードを待っている子もいます。

不思議なことに、この猫は体の具合が悪そうだ、大丈夫だろうかと心配していると、何日かして私の足元に近づいてきて何かを伝えたい表情で私の顔をじっと見上げる事があります。その出来事の後に二度とその子を見る事はありません…。きっとお別れを言うために来てくれたんだと思い、今まで頑張って生きてきたその子の苦労と、その義理堅い気持ちを感じるのです。

怪我をした猫を病院に運ぶ事もあり、治療をしても残念ながら助からない命もあります。アメリカの動物病院は、かなり高額な治療費ですから心の中で、迷ったこともありました。けれど、そうやって無理しても工面したお金は、不思議な事にそのあとで思わぬ収入が入ったりすることが多いのです。

あの猫達が、私に負担をかけまいとした〝猫の恩返し〟だったのかな・・と思わずにはいられない経験自分の無知