に挑戦しなかったこと”=自分の書いた楽曲の映像化に、挑戦してみよう」と思ったんです。
▼背中を押して、快く協力してくれる仲間の存在
ただ、思いが溢れても、1人では何から始めていいのかわかりません。まずは、周りに相談していくところから始めました。
そこで、無知の分野に挑もうとしている僕の背中を押してくれる3人の仲間が現れました。
まずは、僕にとって1番身近な存在である、マネージャーの芝田。
僕の所属する吉本興業は、マネージャーの入れ替わりが本当に早い会社です。
大きな事務所ですから、1人のマネージャーが複数のタレント(中には10人以上の人も!)を担当することも多く、正直、僕1人のために多くの時間を費やすのは本当に大変な事です。
更に言えば、芝田は僕の担当を始めてまだ4ヵ月ほど、、、それでも「米原幸佑のやりたいことを実現できるよう頑張りましょう」と動いてくれて、このプロジェクトを始めることができるようになりました。
もう1人は、音楽ユニット「ヨースケコースケ」の相方でもあり、20年来の付き合いのある音楽の先輩、サカノウエヨースケ兄さん。
“ヨースケコースケで音楽をしていく為”に事務所「YKファクトリー」を作って5年目の頼れる兄貴です。リリースやライブなどの企画の制作・運営や、レコーディングから楽曲が1曲完成するまでにかかる費用、クラウドファンディングことも教えてくれました。
同時に、プレイヤーとしてだけではなく、僕の見えないところで目まぐるしいほどのサポートをしてくれていた事に気付かされました。そして、今までの感謝の気持ちと共に、改めて米原幸佑個人として初めて、音楽ディレクターのオファーをしようと決めました。
最後に、映像作品を作る上で一番“要”となる監督を引き受けてくれたのが千村利光監督。
ココア男。としての活動中に出逢って、10年以上の付き合いです。初めて役者と監督として出逢ったドラマ「ヘブンズロック」での第一印象は、“この撮影一生終わらんのちゃうかと思うほど簡単にはOKを出さない鬼監督”でした(笑) でも、今に至るまで、何度も千村組の作品に呼んでもらっています。実は、僕のことをずっと気にかけてくれているとても人情に熱い人なんですよね。
そんな関係だからこそ「一緒にやりたいんです」と声を掛けたら
「コースケがやるってなら勿論手伝うよ。作品を一緒に作りながら思いっきり遊ぼう。僕が関わっている以上半端な作品には出来ないから厳しく指導するけど」
と笑って背中を押して下さいました。
この3人の協力を得られることになり、米原幸佑が映像作品制作をプロジェクトとして具体的に動かす基盤が出来ました。
もちろん、それ以外にも様々な関係者の力も借りながら進めていくことになります。皆さん、「幸佑がやるなら手伝うよ」との温かい言葉、、、感謝と共に、身が引き締まる思いです。
▼米原幸佑ソロ作品として映像をプロデュースし制作する理由
「春ヒ桜」は、桜の中にいる女性を主人公の目線で語る、ストーリー性の高い、世界観のある楽曲です。
まず、ソロでの歌唱の方が、グッと説得力が出ます。
加えて、主人公と女性の2人の物語を映像作品として描いていくにあたって「映像プロットからヒロインのキャスティング、ドラマシーンのセリフまで幸佑が考える。撮影時、幸佑が出演していない場面は、幸佑自身がカメラを回す。“完全米原幸佑プロデュース作品”にしたらどうだろう」と、を千村監督がアドバイスをくれました。
こうして、米原幸佑が初めてプロデュースする映像作品の制作プロジェクト