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はじめに・ご挨拶
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はじめまして。
我々は京都市内にあるイノベーティブレストラン「ORTO」です。
地産地消をモットーに、野菜やジビエ肉などの地元食材を中心にジャンルの垣根を超えて
移ろいゆく日本の四季を表現したお料理をご提供しております。
生産者と消費者 食材とお客様 そして生命の循環・・・
レストランは、料理を通して様々なことを繋ぐ、いわば食の仲介人。
生産者の想い、食材の魅力を多くの人々へ届ける伝達者として
責任を果たすべく、日々 ひとつひとつの食材と向き合い、
妥協を許さぬ信念を持ってお客様をお迎えして参りました。
オープンから12年が経った今、皆様のお支えとご支援のもとで
口コミサイト・食べログにて評価4点超、3年連続で表彰され
姉妹店のカレー専門店「CURRY PLANT」は2019年に京都でカレージャンル初のミシュラン・ビブグルマンを受賞するに至りました。
さらなる飛躍に向けて、スタッフ一同励んでおります。
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今回のプロジェクトについて
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このプロジェクトの目的は
〈 伝える ・ 繋ぐ ・ 分かち合う 〉
作り手の愛情がたっぷりと注がれた食材には生命力が溢れ、人の心を動かすエネルギーがある。
そのパワーを最大限に伸ばし、お客様に届けることで ポジティブな循環が生まれる。
そう信じて、企画した商品が「京野菜と金猪豚のしゃぶしゃぶセット」なのです。
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商品が作られた背景
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この度、我々ORTOが「京野菜と金猪豚のしゃぶしゃぶセット」を販売するに至った経緯をお話しします。
まず1つ目の大きな理由として
言わずもがなコロナの影響がございます。
コロナ禍にある今、
「楽しみだった外食へ行く機会が減った」
「自宅でもレストランのような食事を食べられたら良いのに」
そのようなお声を耳にする機会が、やはり増えています。
我々に何かできないか?
飲食店として今できることは何なのか?
どのような状況であろうと、
皆様の“食”というシーンを彩り そして支えることが
我々の役割なのではないか?
具現化する方法を模索しつつ、なかなか考えがまとまらずもどかしさを感じている中で
我々にとって大きく、そして喜ばしい出来事が起こります。
それが2つ目の理由です。
日頃より当店で使用しているお野菜を育ててくださっている、
京都は伏見 久御山の「西村農園」さんが、2020年度の農林水産業功労者賞を受賞されたのです。
美味しいお野菜を作るための技術向上に対する熱意、
お野菜・そして私たち含め、人への愛情が溢れる農家さんです。
人間と同じで、野菜にも個性があります。
そんな個性とひたむきに向き合ってこられた結果が今回の受賞であると感じ、
より一層、生産者様への尊敬の念が強まりました。
西村農園さんを含み、
私たちはいつも偉大な生産者の皆様に支えられて、今があります。
生産者様にとって何よりの幸せは
ご自身が育てられた大切な宝物がお客様に届き、
そして「美味しい!」という言葉をいただけることです。
いつも支えてくださっている皆様に恩返しできるよう、
少しでも多くの人々へ この努力の結晶をお届けしたい。
美味しいごはんの背景には素晴らしい作り手の方々がいることを知ってほしい。
改めて、“食の仲介人”としての自分達の役割を
見直すきっか