職人を育てられる環境のために。宝飾の街、山梨のジュエリー職人の想いをカタチに。

職人を育てられる環境のために。宝飾の街、山梨のジュエリー職人の想いをカタチに。
長年培ってきたジュエリーの加工技術と経験で、ジェリーを通し社会問題に向き合いながら、新しい素材や新しいモノ作りを行います。そして新しい職人の世代を育て繋げてゆきたいと思います。天然の漆とジュエリーを掛け合わせ、多様性をテーマに作り手と使い手が同じ想いを共有し伝え行く事で職人の想いを繋げてゆきたい。


私たちは宝飾品の製造メーカーです。

従業員7名の小さな工房ですが、OEMを中心に大手企業のブランド開発からデザイナーズ商品の製作まで請け負っています。小っちゃいピアスから豪華なフルネックやティアラなど様々な商品を製作して来ました。

この仕事に携わって40年近くになりますが、常にモノ作りのプロ集団でありたいと思いながら仕事をさせていただいております。
そして今回、新たなモノ作りに挑戦する事で新しい価値を創造出来るのではないかとこのプロジェクトを立ち上げました。

昨年は国連創設から75周年という節目を迎えたこともあり、SDGsの達成に向けた活動が顕著に見られます。コロナ感染症や気候変動による災害など、大きな地球的課題が山積していると思います。

そんな中に於いて、私たちメーカーもコロナ感染症の影響でモノ作りが出来ない環境を余儀なくされ、色々な事を考えさせられました。今まで何をしてきたのだろうか。お願いされた物をただ単に作ってきただけだったのだろうか・・。

機械化、量産化の波の中で一生懸命に技術を習得し磨き上げ、世界に通用するくらいまで高めた職人技術を、今までと違う形や方法でもっと世の中に何か伝えるような事が出来ないだろうかと思うようになりました。

LGBTQ・環境汚染問題・動物愛護・人権問題・差別・多様性、ジュエリーを通してそんなにも大それた事は出来なくても、考えたり・思い出すきっかけ作りくらいは出来るのではないかと思っています。

世の中の様々な社会問題などに対し、考えるきっかけやメッセージや応援的なコトをカタチにすることで新しいモノ作りが出来るかもしれないと考えるようになりました。

モノ作りとは単に形を作るだけでは無いと思います。一つ一つに意味が有り、作り手と使い手が同じ想いを共有し、伝え繋げてゆく事に意味が有り価値が生まれる。

そんな理想をこのプロジェクトで実現し、その想いを次の世代で活躍するであろう職人を育てながら、繋げ広げて技術を継承してゆきたいと考えています。

今回のプロジェクトは、天然のカラー漆を使った多様性やLGBTQをテーマにした応援ジュエリーです。 日本の伝統文化の漆工芸と宝飾の伝統技術を掛け合わせたものです。

素材には混じり気の無い純銀のフレーム枠を使い、漆塗りのベースには環境にやさしい次世代成形体である特許素材のサスティーモⓇを使用します。サスティーモⓇを使うことにより、コーティング無しで天然漆の弱点をフルカバー出来るようになりました。

6色のカラー分けと、漆それぞれの形と大きさを変えることで多様性を表現しました。
自分らしさや何かを目指すためには、それを意識することが必要だと思います。

このジュエリーを着けることで前向きな自分が生まれ、商品そのものに命が吹き込まれると思いたい。
人生や暮らしを自分自身でデザインし、楽しむ事が出来たら社会貢献にも繋がるのではないかと思います。

様々なテーマをもとにした、新しいカタチを作るための製作費等に使わさせていただきます。
現在、環境問題にスポットをあてた宇宙と星座に関したジュエリーと動物や生き物にフォーカスしたリング・ペンダント兼用ジュエリーを考案中です。
何より、プロジェクトを繋げて行き、職人の育成が出来ればと思います。

■1月中旬頃 プロジェクト開始

■2月28日 プロジェクト終了

■3月 末~  順次リターンを発送

漆塗りは