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山梨県でも漆が採れる?
山梨県北杜市の里山で漆木の群生が発見されました。漆木が自然に群生しない事を考えると山梨県でも漆は作られ、文化もあったのではないかと考えられます。しかも、ここで採れる樹液はとても量が多く、質にしても非常に高品質であるとのことです。
山梨は武田信玄公の里です。漆が戦国時代の軍事物資であった事を考えれば必然なのかも知れません。
そして今、漆の活用が非常に注目されています。
漆自体がとてもサスティナブルな天然素材で、熱や湿度に強く、酸やアルカリなどの対薬品性があり更に抗菌性にも優れている特徴があります。その為、様々な開発、研究が進められているようです。
私たちも、この優れた天然素材を活用して山梨県の新たな産業の復活と始まりにほんの少しでも係ることが出来たらと思います。
昨年の10月ですが、漆の植林と漆掻き作業(樹液を採取する作業)の取材と撮影があり、参加させて頂きました。サンプルとして製作した商品の数々を新しい試みとして撮影して頂く事が出来ました。
まだまだこれからですが、専門家の人たちに教えていただきながら活動を進めて行きたいと考えています。