たい。」と率直な意見を返されました。
わたしたちは、まだグラウンドに瓦礫が山積みになっている状態なのに、すぐさま実行委員会を立ち上げ、瓦礫の山が撤収されたらすぐにでも大会が開催できるように準備にかかり、元ソフトボール女子日本代表監督の宇津木妙子氏にも連絡し、協力を求め、快諾を得ました。
子どもたちの笑顔が戻るように、10年後、20年後と、この震災の出来事が、後世に伝えることができるようにと震災復興祈念の中学校ソフトボール大会を開催したのです。
大会のメイン会場、多賀城市中央公園はご覧のような瓦礫の山でした。
この場所の片隅で出会った少女の涙の一声から始まった大会です。
これまでの歩み・軌跡・そしてコロナ禍の現状
大震災の瓦礫の回収、グラウンドの改修整備が始まった2013年の夏から本格的に実行委員会としての活動をスタートし、翌2014年3月に、記念すべき第1回大会が開催されました。
当初は、宇津木妙子氏の協力と東北に拠点を持つプロ野球球団、東北楽天ゴールデンイーグルスの協力により宮城・福島・岩手の甚大な被害を受けた3県の中学生、約500名を招集し開催しました。
毎年、オリンピックの金メダリストを招聘しクリニックなどを通じて、参加する子供たちと交流していただき、この交流を楽しみに各地から参加してくださっています。
しかしながら、昨年(2020年)3月に開催予定だった第7回大会は、開催直前になって新型コロナウイルス感染症の拡大により、中止を余儀なくされました。直前の中止により、大半の準備は済んでいただけに、50万円近い損失を出しました。
そしていよいよ、本年2021年3月、開催当初から目標にしていた震災から10年目の節目を迎えます。
この節目の年の10周年復興鎮魂大会は是か非でも開催しなければならないし、子供たちの夢でもあり、目標でもある本大会を2年連続で、コロナウイルスのために中止するわけにはいきません。
開催に当たっては、厳重な感染予防対策を徹底するとともに、多くの経費を費やしての開催になると思います。
しかし、コロナ禍の現在、本大会の運営費の大半を賄っていた企業協賛が大幅に激減し、運営自体が厳しい状態になっております。
震災から10年を迎える今、子供たちの笑顔の継続、次へ、そしてまた次へと繋いでいくために、何卒、多くの皆様のご支援、ご協力よろしくお願いいたします。
資金の使い道・実施スケジュール
皆様からご支援いただいた大切な資金は、大会の開催に係る運営費、会場費、審判依頼費、新型コロナウイルス感染症予防備品・消耗品購入費、選手補助費、選手表彰費として活用させていただきます。
リターンのご紹介
リターンについていろいろと健闘した結果、本大会の趣旨である東日本大震災を風化させないことをソフトボールを通じて次世代に繋いでいくこと、その上で今回限りのグッズを作成し、ご支援いただいた皆様に着用、ご持参いただくことで私どもと共に、風化防止への道しるべになっていただけるのではないかと考えました。
①オリジナル 震災10th ステッカー
②オリジナル 震災10th Tシャツ
③オリジナル 震災10th トートバッグ
④オリジナル 震災10th ジャンバー
⑤歴代訪問オリンピアン等 サイン色紙(ランダム)
⑥当日ゲスト 記念写真及び名前入りサイン色紙(当日、会場にて)
⑦大会当日の始球式権利 (バッターはゲスト)
※例 祖父母がご支援いただき、当日はお孫さんが始球式を行う。
リターンの発送スケ