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中世ヨーロッパの森の中の小さな村に迷い込んだような…おとぎの国にいるような穏やかで不思議な空間。ここは静岡県浜松市西区、浜名湖の東側に位置する「ぬくもりの森」です。
この小さな森には、年間17万人（2017年度）もの方が訪れます。沢山の方を魅了する秘密は、その建物と空間にあります。
私たちは、この小さな森を多くの方に知っていただき、ここから浜松を元気にしたいと考え「しずおかMIRUIプロジェクト」を通じてクラウドファンディングを行うことに致しました。ぜひご覧ください。
ぬくもりの森とは
実はこの場所、元々観光スポットではありませんでした。創業者である 故佐々木 茂良 氏が独自の建築スタイルを追求して、こんな家や建物があったら…と20年以上をかけてコツコツと創りあげた、建築会社ぬくもり工房のモデルハウスと自宅を兼ねた場所でした。
佐々木氏の世界観が表現された独創的な建物が一つ、また一つと建てられ、やがてそのモデルハウスの建物群が周囲の豊かな自然と溶け込み、国内とは思えない、まるで童話の世界に迷い込んだかの様な空間が生まれました。
柔らかなフォルムの小屋、絵本の中で出会ったような丸みをおびた建物、波打つ屋根、まるで木の枝が自らの意思で伸びたような手すりなど、世界中の様々な建材で造られた建物たちは独自の世界観、自然に溶け込むデザインで遊びゴコロに溢れています。
「ぬくもりの森」は、風に揺れる木々の音や鳥のさえずりと共に、ゆったりとした時間が流れています。
森の中には、ジェラテリア、チーズケーキカフェ、レストラン、アクセサリー・雑貨店、アロマ専門店など12の個性的な小さなお店たちが並んでいます。
ぬくもりの森 ヒストリー
1993年 現在のぬくもりの森の場所に「佐々木茂良建築デザインアトリエ」を開設。
2005年 水車小屋と、小さなギャラリーをオープン。この頃「ぬくもりの森」という名称が生まれる。
2017年 Re・lationグループの一員に。その他詳しくはこちらをご覧下さい。
様々な問題を乗り越えて
やがてこの小さな森は口コミで広まり、多くの方が浜名湖への観光と合わせて訪れる場所として成長してました。観光スポットとして訪れる方が年々増え続けた結果、近年「オーバーツーリズム」状態に。近隣へのご迷惑や渋滞、違法駐車、トイレ等の設備不足など様々な問題が起きていました。
そこで、これまでのモデルハウスの建物群ではなく観光スポットとしての役割を担い、この森を訪れたお客様が楽しく快適に過ごし、また来たいと思っていただけるよう、設備の増設、店舗種類の増加、専用駐車場増床など様々な設備投資、改善を行ってきました。
しかし近年の豪雨による自然災害による影響や建物の老朽化とその復旧、そして2020年新型コロナウイルス感染症により、私たちだけでなく同じエリアにある「かんざんじ温泉」など浜名湖周辺の観光業界も大きな打撃を受けました。
2019年、大雨により施設内で土砂崩れが発生
営業自粛や来場者数の大幅な減少など、この小さな森も大きな課題と向き合いながら日々の営業を続けています。
もちろん、こうした課題に対して企業努力による対応を行っていますが、この小さな「ぬくもりの森」という素敵な場所、魅力を全国の方に知っていただき、訪れて