東京山谷で野宿生活を送る人がコロナ禍の冬を越すための緊急支援をお願いします!

東京山谷で野宿生活を送る人がコロナ禍の冬を越すための緊急支援をお願いします!
【緊急宿泊4月15日迄・巡回看護とごはん配り継続】緊急事態宣言下で山谷で野宿をする人たちの状況が厳しくなっています。「一時的に宿泊させてもらえないか」「自分より高齢で健康状態がよくない仲間をなんとかしてほしい」という相談の声がありました。緊急宿泊、食事提供、巡回看護の資金をご協力頂けたら幸いです。


コロナ禍における緊急支援

1月7日発令の緊急事態宣言とその後の寒波襲来の影響で野宿する人たちの状況が厳しくなっています。緊急支援にご協力頂けたら幸いです。

支援概要

期間:1月中旬~2月下旬

内容:冬を越すための宿泊場所、食料、必要物資の提供

目標金額:200万円

Urgent Support for Those Living in Tokyo’s Sanya to Survive the Winter of Covid-19
*Please click the above link for the English version

かつて東京のドヤ街と呼ばれた山谷周辺では野宿を長期間続ける人が多く、彼らからは、たとえ住む場所がなくても「自分で働いて食っていきたい」と生活保護の受給を拒否する声をよく聞きます。できる限り自活することにプライドがあるのです。私たち一般社団法人結YUIでは、昨年の緊急事態宣言を受けて今日まで、そういった野宿の方々へ食事やマスクなどの必要物資を届け、健康状態等聞き取りを重ねて希望する方には生活保護に繋げるアウトリーチ活動を行ってきました。安定した仕事と健康状態を保つことができれば野宿生活を続けることも可能でしたが、1月7日に発令された緊急事態宣言とその後の寒波襲来により状況がさらに厳しくなる中で「一時的に宿泊させてもらえないか」「自分より高齢で健康状態がよくない仲間をなんとかしてほしい」という野宿当事者からの相談の声が多くありました。自死もあります。私たちが運営している簡易宿泊所も新型コロナウイルスによる影響を受けており、更に運営受託している施設では低額であっても宿泊の支援継続は困難です。これまで通りのアウトリーチ活動を行いつつも、全てを無償提供し続けることに限界があります。そこでクラウドファンディングを通じて、二度目の支援を募ることに決めました(一度目:山谷にカフェをつくる)。
支援の内容について

私たちが提供したいのは物的(宿泊、食料含む)サポートと生活健康相談のための人的サポートです。まず物的サポートについて、野宿の形態には大きくわけて2つのタイプ、固定層と移動層があり、それぞれにあった形での支援を提供します。固定層は一定の場所にテントを設置して生活する人たちですが、一度テントを空けると不在中に撤去され、その場所に帰ってこられなくなるという事情があります。移動層には2タイプあり、荷物を預けて夜にテントを設置して野宿をする人と、テントがないので段ボール等で寝床をつくって野宿をする人です。

空き缶の収集で生計をたてている。手前は野宿の人が使用する毛布。

野宿当事者であるタマケンさんの画像提供協力です。
【気軽に現地で当事者の方の許可なく写真を撮らないよう何卒よろしくお願いいたします】

支援の種類としては、テントでの生活を維持したい人には寝袋+食料の提供を、移動層でテント持たない人には緊急宿泊+食費の提供を行います。移動層でも気軽な外での暮らしがいい方たちには、引き続き寝袋+食料の提供を行っていきます。

宿泊を希望する場合もしない場合もそれぞれの方の健康状態の確認をした上で、必要に応じて専門家に繋げます。健康状態がよくない場合は生活保護について丁寧な説明をし、本人の意思を尊重しつつ、希望があれば生活保護を申請に同行します。

そんなに困っているならば、なぜすぐに公的支援を受けないのか?と思われる方も多いと思います。これに関しては長い間、野宿生活を続けてきた方々には様々な思いがあることを知っ