スペース KUBOKURI(クボクリ)」のリノベーションでした。
人が集まり交流をするきっかけになる場所として、「旧 久保クリーニング店」のレトロさを残しつつ、鳥羽なかまちの有志たちがリノベーションを実施。1階が「コワーキングスペース」「キッチンスペース」、2階が「レンタルオフィス」となっています。
2016年 旧クボクリ1階 リノベーションの様子
2016年 旧クボクリ外観 リノベーションの様子
現在のギャザリングスペースKUBOKURI外観の様子
コワーキングスペースを鳥羽なかまちではじめるにあたり、アドバイスをいただいたのが奈良県東吉野村にあるオフィスキャンプ。そのご縁で、全長3mの吉野杉の一枚板長机が設置されています。
ギャザリングスペースKUBOKURI 1階の様子
1階ではクボクリキッチン「花清水」やクボクリカフェ「N3Coffee」も併設して営業。「花清水」は大阪堺で25年間 料理屋を営まれてきた職人の技がつまった名物 鳥羽ちゃんぽんは具だくさんなトッピングと繊細でほっと一息つけるスープ、絶妙にからむ麺と非の打ち所がありません。また、鯖と酢飯が口の中でとろけてしまう炙り鯖寿司も人気です。炙り鯖寿司はテイクアウト可能。季節の旬の食材を使った期間限定ちゃんぽんも要チェックです。
ゴロゴロ野菜や地元産牡蠣入「花清水の鳥羽ちゃんぽん」
「N3Coffee」は地元の焙煎豆を使った本格ハンドドリップコーヒーが自慢のお店。住民や観光客の憩いの場として、愛されています。
2階の「レンタルオフィス」では、フリーランスで仕事をするクリエイターたちで満室となっており、さらに需要が見込まれています。
KUBOKURI 2階の様子
クボクリの誕生で、交流の場と仲間を受け入れる土台ができました。
ただ、さらに仲間を受け入れるシェアオフィスと、肝心の「滞在」施設がまだ鳥羽なかまちにはありません。現在、鳥羽なかまちでは4箇所の空き家をリノベーションする鳥羽市と連携したプロジェクトを進めています。
今回のクラウドファンディングは、4箇所のうちの1つの空き家を対象として、鳥羽なかまちで仕事ができる「シェアオフィス」と「滞在」施設となるシェアハウスのリノベーションプロジェクトを加速させるため、募集をさせていただきました。
海童工房 魚寅 外観
ワーケーション施設としてリノベーション予定の海童工房 魚寅 2階空きスペース
対象の空き家は、鳥羽なかまちのシンボルの国登録有形文化財「大庄屋かどや」のお向かいにある「海童工房 魚寅」の2階空きスペースをリノベーションして、滞在しながら観光と仕事を両立できる「ワーケーション施設」の実現を目指します。
「海童工房 魚寅」は鳥羽の魚問屋の三代目の店主が鳥羽の漁港自家工房にて、魚介類の燻製を中心に、鳥羽で水揚げされた海産物の加工食品を販売しています。鳥羽市浦村産の牡蠣と鳥羽の湧き水を使用した牡蠣の燻製オリーブオイル漬けが看板商品の自家製燻の加工食品店です。
当プロジェクトを実現することで、大きく分けまして「2つの機能」を実現する予定です。
①.鳥羽なかまちに「滞在」するための、シェアスペースを誕生させる
②.コワーキングスペースKUBOKURIとの連携で「ワーケーション」を完成させる
ー鳥羽なかまちでの「滞在」
鳥羽市は魅力ある観光施設や豊かな海産物を求めて、伊勢神宮の参拝客を中心に年間約430万人の観光客が訪れる「漁業と観光のまち」です。
昭和の良き時代の面影を残す昭和レトロな鳥羽なかま