子育ての悩みを楽しみに変えるアプリを通じて日本の家庭を幸せにしたい!

子育ての悩みを楽しみに変えるアプリを通じて日本の家庭を幸せにしたい!
子育ては学校では教えてくれません。社会に出ても経験できません。いきなりぶっつけ本番なので子育てで悩むことは当たり前です。大人と子どもが共に学べる環境を作ることによって、今まで「子育てで悩んでいた家庭」から「子育てを楽しめる家庭」になることによって一世帯でも多く明るい家庭が増えることを目指します。

はじめに

はじめまして。関東を中心に保育園11園、英会話教室2校、小学生向け英語のアフタースクール1校など教育関連事業を行っている会社を経営している森田 昭仁と申します。このように教育事業に関わっているため、子育てや教育に関する保護者の方々のお悩みを伺う機会が非常に多くあります。

子育ては学校では教えてくれません。社会に出ても経験できません。いきなりぶっつけ本番なので子育てで悩むことは当たり前です。子育てとは数学のように1つの正確を求めるのではなく、哲学のように自分なりの考えを見つけることです。

私も3人の子を持つ父親として、日々子育てに向き合っていますが、子育ての奥深さ、大変さや難しさを毎日実感しています。このように子育ての難しさと向き合っているのは私だけではありません。世の中に多くの親御さんが毎日子育てに向き合い奮闘しています。
子育ての悩みを楽しみに変えるコミュニティアプリ「MOS」開発の背景

MOS(ミントリーフ・オンライン・スクール)ができたきっかけは、私がアメリカに住んでいた2012年に遡ります。長男が生後6か月でアメリカに移住し2歳から現地のプリスクールに通い始めました。その時に受けていた教育がレッジョ・エミリア式教育で、子どもの品知能力を引き出すことに重きを置いていた園でした。

子どもを1人の人間として捉え、子どもの人権を尊重し、物事を大人が教えるのではなく子どものやりたいことを上手く引き出してやらせてあげるといった園生活をしていました。そんな環境で育った長男は探求心の塊で、色々な事にチャレンジし、自己肯定感を高めているのが目に見えてわかりました。

アメリカで子育てをしていた2015年夏

2016年に日本へ帰る事になり、子育て環境の良い長野県へ移住することにしました。その時、アメリカで受けていた教育を長野でも受けさせてあげたいとの思いが私にはありましたが、実際にそういった教育を提供している園が長野にはありませんでした。そこで、私は「ないのであれば自分で作る!」とインターナショナルスクールを立ち上げることにしました。

長野で知り合ったアメリカの友人が「レッジョ・エミリア教育」の先生をトレーニングしている幼児教育の専門家だったこともあり、子どもの非認知能力を引き出すための教育を英語で提供する園作りを目指しました。

2018年には保育所保育指針の改訂もあり、日本としても「子どもの主体性、自分で考えて行動できる子ども」を育てていくという考えにシフトされたのも大きかったです。ただし、日本の保育園の先生は今まで「一斉保育」をしてきたうえ、子どもの非認知能力を引き出す方法を習ってきていないので、理想と現実に乖離がありました。

しかし、そんな中でも日本の一斉保育に疑問を持つ保育士さんも多くいました。そうした保育士さんと共に、日々奮闘しながら少しづつですが着実にこれからの時代を生きていく子どもたちに必要なスキルを提供できるようになってきました。

ミントリーフ・インターナショナル・プリスクール長野園

そんな中、保育現場でよく保護者の方から色々な質問を頂いています。保育のプロである保育士でさえ、なかなか新しい時代の幼児教育に四苦八苦しているのに、一般の大人が理解できると思う方が無理があります。

子どもはどんな環境でも順応できるので「非認知能力」を引き出すための教育環境にすぐに適応できるのですが、家に帰って親御さんと過ごすときに園では良しとされていたことが家ではダメだという事も多々あると思います。そうすると子どもは何が正しいの