贅沢すぎる極厚板を使用した、息を飲むほどのクオリティです。
オーク熟成がもたらす効果は非常に大きく、ウイスキーであればその品質の7割を樽熟成が決めると言われます。
樽熟成といえばウイスキーですが、焼酎など他のお酒ももちろん熟成可能。
最近では樽熟成焼酎が大変人気で、注目を集めています。
・豊かな香り、複雑で濃厚な味わいへ
熟成によってオークの芳醇な香りがお酒に移ります。
さらに、タンニンやポルフェノールといったオークの様々な成分が溶出し、複雑で深みのある味わいを生み出します。
→お手頃なお酒もまるで別物のような上質な味わいへ。
・まろやかな口当たりに
アルコールの刺激を強く感じる場合、熟成させることで刺激を和らげ、まろやかな口あたりになります。
(理想の熟成環境下では、アルコールの蒸散によりアルコール度数が低下します。)
不快に感じる未熟成成分が蒸散し、雑味が減る効果もあります。
・ウイスキーのブレンド(マリッジ)
ウイスキーをブレンドする際、樽に入れることでウイスキー同士をうまく馴染ませることができます。
ウイスキーの製造用語で「マリッジ(後熟)」と言われる工程です。
どのお酒を何日熟成させるかはあなた次第。
ウイスキーのブレンドなど、自分好みの味わいをとことん探究できます。
置く場所の湿度や室温も味わいに大きく影響するため、あなたが熟成したお酒は同じものは一つとして存在しません。
まさにプライスレス。
熟成を重ねるうちに、入れたお酒の成分が蓄積され、フラスコがどんどん多様なフレーバーを得ます。
【ウッドフィニッシュ】
ウイスキー造りでは、通常の熟成後、新たな風味付けのために違う種類の樽に詰め替える手法があります。
フラスコで、このウッドフィニッシュも再現できます。
●例1)スパニッシュオーク樽フィニッシュ
9割のウイスキーは 香りの特徴が違うアメリカンホワイトオークで熟成されています。よって、スパニッシュオーク特有の新たな香り付が可能です。
●例2) シェリー樽フィニッシュ
シェリー酒を入れて風味を移した後のフラスコでは、フラスコに移った果実の甘みを感じるフレーバーを新たにお酒に付与できます。
自分好みのフレーバーを持つフラスコに育てる過程もお楽しみください。
フラスコの中のお酒は常に変化しています。1週間後のお酒は今とは同じではありません。
フラスコではこの変化を味わえます。
熟成させたお酒を保存しておいて飲み比べれば、お酒への知見も深まるかも。
味わいの変化を知る、樽熟成のロマンをご体感ください。
この1Lのフラスコではオークとお酒が触れる面積の比率が大きく、大容量の樽と比べ格段に早く熟成の素晴らしい効果を得ることができます。
特に使い始めはたった数日でも香り、色、味わいが大きく変化します。
何ヶ月も待つことなく、風味や味わいをグレードアップ。
濃厚な香りと多くの香味成分を持ち、複雑な味わいをもたらすオーク。
マッカランが自社でその森林を保有するほどこだわっていることで有名な希少品種です。
大半のウイスキーは、加工・入手が容易なホワイトオークで熟成されています。
しかし、フレーバーのバリエーションではスパニッシュオークの方が優れています。
ホワイトオーク熟成のウイスキーに新たな風味を加えることができる(先述のウッドフィニッシュ)メリットもあることから、スパニッシュオークを選定しました。
このミニサイズに対し贅沢すぎる