倉敷屋と美観地区の酒蔵がコラボ!
私たち倉敷屋は倉敷美観地区にお店を構えており、倉敷の魅力をお伝えするために、様々な企業とコラボし販売も行っております。
森田酒造は倉敷市美観地区にある老舗酒蔵です。
その森田酒造さんと倉敷屋がコラボした青いお酒、倉敷デニム酒を全国の皆様にお届けしたいと思います。
倉敷デニムをイメージした青いお酒 倉敷デニム酒「インディゴの雫」ラベルがデニムのコースターになっていて剝がして使えます!
倉敷デニムをイメージした青いお酒
倉敷屋はバッグ、ポーチなどのデニム製品を製造し、倉敷美観地区で販売をしております。
倉敷美観地区にある倉敷屋本町店倉敷屋本町店
しかし、お客様からは、
「え、倉敷ってデニムが有名なの!?」
と言われることもしばしば…
製品以外にも倉敷デニムをアピールしたいと思い、2017年から倉敷屋をイメージした青いお酒「インディゴの雫」「倉敷デニム酒 なごり泡雪」を販売いたしました。
純米酒を元につくった「インディゴの雫」
ほどよい甘さと香りがいい中辛のお酒です。インディゴなごり泡雪 スパークリング発酵の過程で出る炭酸をそのまま閉じ込めた「インディゴなごり泡雪」
香りがよく爽やかで口当たりが楽しいお酒です。
シンプルな発想と色のインパクト(^^♪
大変好評をいただき、一時期は生産が間に合わないほどでした。
このお酒を通じて、倉敷の歴史やデニムに興味を持っていただき、お酒がきっかけで当店に来られた方もおられました。
倉敷を訪れるきっかけを作りたい
しかし、昨年から続いている新型コロナウィルスの影響により、お店の存続すら危うくなりました。
そして人の動きは今現在も止まったままです。
ワクチンの接種により人の動きは戻る兆しが見えつつありますが、旅行に行きたいという熱が日本全体で低くなっているのではないかと感じています。
このお酒をご自宅で飲んでいただく、誰かに送っていただくことで一人でも多くの方に再び倉敷を訪れるきっかけになればと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。
創業112年!!老舗の森田酒造さんに作ってもらっています。
倉敷美観地区にある森田酒造
森田酒造さんはなんと、明治42年創業!!
建物ができたのは江戸時代の始め…
いやはやすごい歴史です。
倉敷美観地区にある森田酒造
さすが老舗、入り口には様々な賞状が並んでいました。
森田酒造庭園
昔ながらの酒造りにこだわる森田酒造さん。
そのこだわりをご紹介したいと思います。
森田酒造の酒造りは「非効率」
今回のプロジェクトにあたり、森田酒造の社長森田 昭一郎 さんにお話を聞きました。
開口一番に出た言葉は、
「私たちの酒造りは大変“非効率”です。」
いったいどういうことなのでしょうか?
時間と根気のいる”槽搾り(ふなしぼり)”
日本酒はお米を発酵させ作られます。
麹と酒母、蒸し米を仕込み水と混ぜられ発酵させ粥状の醪(もろみ)が出来上がります。
この醪を絞り出す工程が、森田酒造の第一の非効率です。
ほとんどの酒蔵さんでは機械で一定の圧力で絞り出す”ヤブタ式”が主流です。
これは自動で行われ、24時間でお酒を絞ることができます。
しかし森田酒造では伝統的な槽搾りという方法で行われます。
伝統的な絞り方、槽搾り上のいたが下にぐーーっと降りてきて酒袋に入った醪を絞るそうです。
なごり泡雪は、絞らず酒袋を置いた瞬間にでるお酒”荒走り”を使っています。別名”香り酒”とも言われるそうです。
“槽搾り(ふなしぼ