はじめに・ご挨拶
はじめまして、プロジェクト立案者のプランニング結 合同会社 北﨑浩司と申します。
以前より農業に興味があり、今年の2月に有機JAS審査員補の資格を取得、有機農業の普及に日々奮闘しております。
縁あって今回、長寿世界一・子宝の島・徳之島において農業に40年以上携わって来られた福岡さんと知り合いお嬢さんが経営される農業生産法人の有機栽培への取り組みを側面からお手伝いする事になりました。
2019年徳之島町は政府より、SDGs「未来都市」の認定を受け、持続可能な未来都市作りに動き出しました。その徳之島が今年7月世界遺産へ登録となり、環境への配慮は益々必要となります。
農業においても2050年までに有機農地を100万haに増やし、環境保全型の有機農業の推奨を始めました。この徳之島は子宝島と言われるように、子供を大切にする島であり、未来を担う子供達にも持続可能な社会を継承するためにも必要な取り組みであります。
徳之島の歴史・気候・風土等様々な条件に見る限り、有機農業への転換が適しており、次世代スマート有機農業を徳之島から発信出来たらとこの徳之島オーガニックアイランドプロジェクトを立ち上げました。
現地リーダーの福岡さんが休耕している畑20,000㎡を使用し有機農法（科学肥料・化学農薬未使用）で野菜の栽培を始めて頂きます。
農場オープン記念として、今年の秋に「すもも」の木300本を有機認証を受けた圃場に記念植樹を行い、4年後の「すもも」の開花時期に第1回徳之島オーガニックフェスタを開催の計画をしています。
次世代を担う子供たちの為にも環境破壊を食い止め、地球全体が持続可能な社会構築が出来るように、私達の取り組みが、その目標の一端を担うよう頑張って取り組みます。
皆様の応援よろしくお願い申しあげます。
プロジェクトメンバーの紹介
上から現地リーダーの福岡兵八郎 氏
中 SAP企画嘉山社長
下 プロジェクト立案者 北﨑浩司
メンバー紹介 福岡兵八郎 農業歴40年 元JA営農指導員 現徳之島町議会議員
農業生産法人（株）SAP企画 嘉山杏奈 福岡氏の実娘 5年前より農業法人社長 現徳之島町農業委員
北﨑浩司 プランニング結 合同会社 代表社員 有機JAS審査員補
このプロジェクトで実現したいこと
徳之島オーガニックアイランドプロジェクトの協力メンバーとして、有機圃場に植樹する新しい「有機すもも」の苗木のオーナーになって頂き、4年後の第1回徳之島オーガニックフェスタの開催に花を添え、協力メンバーの皆様とともに、世界共通の目標であるSDGｓ達成に役に立つプロジェクトとしたい。
有機栽培の現状
農水省は、環境負荷の軽減と農業生産力向上の両立を目指す中長期的な政策方針「みどりの食料システム戦略」の中間取りまとめ案を公表した。２０５０年までに①化学農薬の使用量半減②化学肥料の使用量３割減③有機農業を全農地の２５％に拡大──といった意欲的な数値目標を提示。技術革新や農家・消費者らの理解などを前提とし、生産体系を大きく転換する方針を打ち出した。
温暖化防止のため５０年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする政府の「脱炭素社会」目標、欧米での同様の戦略・目標の策定を踏まえ、同省は昨年１０月に検討を開始した。農家やＪＡグループ、資材メーカーなどと意見交換を重ねた。中間取りまとめは「具体的な数値目標を示し、戦略の方向性を分かりやすくする」（同省）のが狙い。
これらを推進し、有機農業の面積は１７年