仮設トイレの常識を変える本を出版したい!

仮設トイレの常識を変える本を出版したい!
ネガティブな印象を持たれている仮設トイレの「当たり前」を変えるために!熱い想いを本にしてお届けさせてください!


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仮設トイレの常識を変える本を出版したい!
3 ~ 4 分

株式会社ビー・エス・ケイ代表の三谷彰則です。

工事現場や野外イベント、また災害被災地などに設置されている「仮設トイレ」を作るメーカー会社を経営しています。

当社は、ただの仮設トイレメーカーではありません。
世の中にまだ少ない「快適性」を追求した、みなさんに親しまれる「ハイクオリティな仮設トイレ」を作っている会社です。
そんな仮設トイレを日本中に設置することで、僕は仮設トイレの「常識」を変えたい!と思っています。

突然ですが、みなさん、「仮設トイレ」にどんなイメージをお持ちでしょうか?

「キレイじゃない……」
「においがキツい……」
「あまり使いたくない」

そんなネガティブな印象を持っている、という方が多いのではないでしょうか。
私が変えたいのは、そういった仮設トイレのイメージなのです。

僕が目指しているのは、安心して入ることのできる、広くてキレイな仮設トイレが、そこら中にあふれている社会。

「仮設トイレはイヤだから、ガマンしてコンビニのトイレを探そう」ではなく、そこに仮設トイレがあったら、ためらわずさっと入れる「戸外でトイレをガマンしなくていい」世の中です。

今回、本を出そうと思ったのは、そんな世の中を作るために、自分の想いをたくさんの人に伝える必要がある!と思ったからです。

そもそも僕は、社会人になってから17年間は、大手自動車メーカーでディーラーと営業の仕事をしていました。仮設トイレとは全く業界にいたのです。

僕の父は、ある会社の仮設トイレを取り扱う部門のトップでした。
ところがその会社がつぶれてしまい、父はその事業を独立させ起業し、ビー・エス・ケイが生まれました。
そこに僕は2010年に入社。家族からは「経営は大変だから」と家業を継ぐことに反対されていたのですが、僕自身は「自分で会社を動かしてみたい!」という想いが強かったのです。

ディーラー時代、トップクラスの営業成績をたたき出していた僕は、「車でもトイレでも“売る”というところは同じだ」と考え、自信を持って会社に入りました。

ところが…。

ビー・エス・ケイで働き始めてから、僕は仮設トイレにあるネガティブイメージと向き合うことになりました。
「汚い」「くさい」「暗い」「狭い」etc…。
仮設トイレは、さまざまな場所で必要とされているものなのに、ぜんぜん良いイメージを持ってもらえていない。

なぜだろう…。

しばらくして、その理由が見えてきました。
一般に普及している仮設トイレそのものの「質」が、ハイレベルではなかったのです。
なぜか。
お客様目線で作られていないかったからです。

仮設トイレの直接のユーザーは、工事現場やイベント会場に仮設トイレを設置する企業です。
企業にとって大切なのはコスト。そのため、どうしてもコストの安いほうに流れてしまうのです。トイレを利用するお客様にとって快適かどうかより、安いことを重視します。

だから、仮設トイレの質が上がっていなかったのです。

しかし僕は、「企業目線」でなく、「お客様目線」の仮設トイレが必要だと強く思いました。なぜなら、質の低い仮設トイレによって、クレームが生まれていたからです。

では、「お客様目線」の仮設トイレとはどんなものか。
実はビー・エス・ケイは、その答えを早くから持っていました。
それを実現した快適な仮設トイレを、すでに開発していたからです。

5年ほど前、とある依頼の電話がかかってきました。それは、東京都心にある