1400人の村クラブが起こす【奇跡の物語】

1400人の村クラブが起こす【奇跡の物語】
ACS Progresul Ezerisは皆様のおかげで新型コロナウイルス感染症の影響による解散危機を乗り越え、きたる21/22シーズンのLIGA2(2部)昇格プレイオフ進出を目指します!創立5年でたどり着いたプロの舞台。さらなる高みを目指すべく第二弾となる本プロジェクトをよろしくお願いいたします。

昨年12月から今年の3月まで実施いたしましたクラウドファンディング第一弾「東欧ルーマニアのサッカーチームをコロナの危機から救いたい」では多くの皆さまから多大なるご支援、ご協力を賜りました。 結果的にクラブは存続の危機を脱し、LIGA3(ルーマニア3部)残留を実現させました。クラブ関係者一同心より感謝申し上げます 。

さて、ACS Progresul Ezeris(エゼリシュ)は2021年8月末から始まる2021-2022シーズンを見据え、クラウドファンディング第二弾「人口1400人の村クラブが起こす【奇跡の物語】」をスタートさせます。コロナの危機を乗り越えた今、クラブは来シーズンの2部昇格プレイオフ進出を目指します。

先日、スペインの人口5万人の小さな街ビラ=レアルを拠点とするビジャレアルが、イングランドの超名門マンチェスター・ユナイテッドを下しヨーロッパリーグ制覇を達成しました。人々はビジャレアルのことを”奇跡のクラブ”と呼び、その成功を夢物語と表現します。

わたしたちエゼリシュは、同様の”夢物語”をルーマニアから成し遂げたいと考えております。エゼリシュは過疎化が進んだルーマニアの片田舎の集落に過ぎません。それでも、希望を捨てずに挑戦することで必ずや大きなことを成し遂げられると信じています。

クラウドファンディング第一弾でエゼリシュのファンになってくださった多くの支援者様をはじめ、様々な形で応援してくださった方々との絆をより深め、クラブの発展を皆さまと一緒に進めてまいります。今一度エゼリシュの挑戦にご賛同いただくとともに、クラブにご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。

*ビデオメッセージは字幕をオンにしてご覧ください

ACS Progresul Ezeris(エゼリシュ)は東欧ルーマニア、カラシュ・セヴェリン県の人口1400人ほどの小さな村エゼリシュをホームタウンとするサッカーチームです。 ルーマニアのプロリーグであるLIGA3に所属しています。

2015年、前クラブオーナーであるCristian Sodancaとその友人Petru Udreaが彼らの地元であるエゼリシュにサッカーチームを作りました。小学校の教師であったSodancaが”地元の若者に輝く機会を与え、エゼリシュの希望の星になりたい”という思いを抱き、エゼリシュ村長Ioan Rusu氏の力を借りゼロからのスタートを切りました。5部リーグからの出発でした。

5部リーグ当時

創立から2年後の17/18シーズンには念願の5部リーグ優勝を果たし、19/20シーズンには3連覇を狙う地元の強豪Vointa Lupacなどに勝利し、県リーグ(4部リーグ)を無敗で制覇しました。昇格プレイオフでも優勝候補を破りクラブ史上初、悲願のLIGA3参戦を決めました。 チーム創設5年での3部昇格は、エゼリシュのような村クラブとしては全国でも類を見ない快挙でした。

昇格プレイオフ勝利を喜ぶ選手たち

【2部リーグ昇格プレイオフ進出を目指します】

クラブ存続の危機を乗り越えた今、次なる目標は、きたる2021-2022シーズンでのLIGA2昇格プレイオフ進出です。10チーム中4位以内のチームに与えられるプレイオフ進出権獲得を目指し、皆さまからいただいたご支援をもとに週に一度のリカバリーセッションの実施、練習環境の整備や既存所属選手への待遇向上(契約条件など)、戦力アップのための新戦力獲得を行います。

LIGA3から昇格できるのはわずか5チーム
【サッカーを通じてエゼリシ