いから、日本でクラウドファンディング「東欧ルーマニアのサッカーチームをコロナの危機から救いたい」 を実施、約110万円もの支援を集めることに成功しました。この活動はルーマニア最大のテレビ局Pro TVにも取り上げられ、エゼリシュの知名度向上に繋がり、現地でも大きな反響を呼びました。
なんとかクラブ存続の道筋が見えたシーズン後半戦、クラブは若手監督のConstantin Arbanas氏をチームに招聘。元選手としてルーマニア1部やヨーロッパリーグ、チャンピオンズリーグ予選でもプレーしたArbanas氏の手腕にエゼリシュのリーガ3残留の命運は託されました。また、地元の若手有力選手たちを2部リーグのクラブからレンタル移籍で獲得するなど新戦力と共にリーグでの巻き返しを図りました。
VS Soimii Lipova
3月に再開したリーグ後半戦でチームは見違えるパフォーマンスを見せます。上位陣にも果敢に挑みあと一歩のところまで追い込むなど、確実に成長を感じさせ8試合を戦い3勝1分4敗と勝ち点10を積み上げました。結果的に降格争いをしていた他チームも好成績を残したことで順位は変わらず、10チーム中9位でプロリーグ参戦1年目を終えました。
Constantin Arbanas
シーズン終了後、例年であればLIGA3下位2チームは自動降格するシステムでしたが、20/21シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響を受け幸運にも自動降格がなくなり、エゼリシュにもリーガ3残留の望みがでてきました。自動降格の代わりに県リーグ(4部)チャンピオンとLIGA3下位2チームが来シーズンの3部リーグのスポットをかけて戦う3部4部入れ替えプレイオフが全国で行われました。
プレイオフではDolj県リーグチャンピオンのDunarea Calafatを迎え、ホームアンドアウェイの2戦を戦い、トータルスコア4-1で無事に勝利し3部残留を決めました。
プレイオフ第2戦のホームゲームでは約1000人もの観客がスタジアムを訪れエゼリシュを応援してくれました。リーグ戦は無観客開催が続いていたこともあり、最終戦であるプレイオフは大いに盛り上がり、エゼリシュが地元の方々に愛されていること改めて実感できました。また、プレイオフ後にはクラブのメインスポンサーであるエゼリシュ村役場の村長Ioan Rusu氏からお褒めの言葉をいただき、来シーズンにも引き続きクラブのサポートをしていただくことになりました。
3部4部入れ替えプレイオフ
【目標金額】
300万円
【実施期間】
2021年7月3日(土)~ 2021年8月29日(日)
【形式】
購入型ALL-IN方式(目標達成の有無にかかわらず、集まった支援金を受け取ることができる方式です。)
【資金用途】
クラブ運営費+強化費
1.毎ホームゲームごとにかかる試合関連経費 (安全対策費用やスタジアム使用料など )
2.毎アウェイゲームごとにかかる遠征費
3.所属選手及びクラブスタッフ人件費
4.練習、試合への移動費
5.試合後の食事代
6.オフシーズンのキャンプ実施費用
7.週に1度実施予定のリカバリーセッションに使用するプールやサウナなどの施設使用料
8.来シーズンの新オフィシャルキットスポンサーであるJOMAの用具一式の購入費用
【達成金額別に実施可能事項】
*【達成金額別に実施できること】はあくまで目安であり、確定事項ではありません。
【ソーシャルメディア】
HP:@https://www.acsprogr