ご挨拶の前に…
『わさびダチョウ』って何??
…それは、伊豆を代表する伝統食材である、山葵(わさび)の地上部・葉の部分を飼料と一緒に食べ、丸々と健やかに成長したダチョウたちのことです。当プロジェクトのリターンには、高タンパクで低カロリー、鉄分やビタミンまで多く含み、味も実に美味しいダチョウの赤身を使った、さまざまなリターンを用意させていただきました。
★ダチョウの希少な部位を食べ比べできる、レアな詰め合わせBOX
★20年以上の実績を積んだ料理人が、丹精込めて作ったレトルトキット
★一緒に一度は食べてみたい!巨大なダチョウの卵…殻にメッセージ入り◎
★まさかの出張サービス!現場で料理人がダチョウ肉を解体・調理してくれる…!
ダチョウの他にも、近年人気急上昇中の西伊豆ジビエ(猪・鹿)製品も多数ご用意しました。初めてのダチョウグルメを堪能しながら、ご支援いただければ幸いです。よろしくどうぞ!
ご挨拶
皆さん、はじめまして。株式会社HOLY代表の堀浩一と申します。
料理人として20年以上のキャリアを積み、海外でも日本人シェフとして長く勤めたのち、故郷である静岡県にUターン。現在は伊豆半島西海岸に位置する賀茂郡西伊豆町で、精肉と加工品の製造・販売に取り組んでいます。最初の頃はなかなか慣れず、試行錯誤の連続だった畜産にも手応えを感じ始めた2019年、コロナ禍が伊豆にも大きなダメージを与えました。
精肉・加工商材への取り組みと、コロナによる打撃
コロナ以前、HOLYの最初の取り組みとして、都内でレストランを渡り歩いていた経験を生かし、都内のレストランを中心に、精肉・加工商材をお届けする事業から開始しました。精肉は、シェフたちが求めているカットの仕方、お皿に盛りやすいグラム、ロスを出さずに在庫管理しやすい小分け真空保存に。加工商材は、アレンジしやすいシンプルな味に調整、ランチなどでも使いやすい一人前真空パックと、一度にたくさん使える大袋真空を開発。シェフが一人しかいない環境でも、温めるだけで本格的な料理が出せるパスタソースや煮込み料理など、『こんなものが欲しかった』と思える商品を、料理人の観点から製作・提供していました。
やっと事業が軌道に乗り始めたころ、誰もが想定していなかった事態に…
そんな頃、またたく間に世界を席巻した新型コロナウィルス。その影響により、都内レストランは休業・廃業を余儀なくされ、それに伴い弊社はもちろんのこと、伊豆の食品産業全体の商材が全く売れなくなるという、前代未聞の大打撃。その状態は現在も続き、この先どのくらい続くのかも分かっていません。
現在弊社は都内レストランだけでなく、ご家庭でもHOLYの料理を召し上がっていただければ…とターゲットを広げ、ECサイトの準備や、ふるさと納税への出品も進めています。本格的なレストランの味、料理人の味を、お家でも楽しんでいただければと思っています。
『わさびダチョウのヒナの命を繋ぎたい…!』
やっと畜産のノウハウをつかみ始めたころに猛威をふるい始め、すべての産業をむしばみ、情け容赦なく次々にさまざまな事業を休止・廃業に追い込んでいった、新型コロナウィルス。自分もやはり、この事業を廃業しよう、伊豆を撤退しよう…と、何度も考えました。
いろいろなことが思い出されました。ダチョウ飼育の苦労はもちろん、ジビエに関しては、地元の猟友会会員の方と連携し、一緒に狩猟に出かけ、何とか供給の安定がはかれないかとヒントを探った日々。こつこつと積み重ねてきたものを、ここへきて手放すのか…。