誰もが自分らしく生きられる社会を!今年もさっぽろレインボープライドを開催したい!

誰もが自分らしく生きられる社会を!今年もさっぽろレインボープライドを開催したい!
北海道札幌市で誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向け、LGBTパレード「さっぽろレインボープライド」の開催を目指します!全ての方が祝福される、そんなイベントを!今年も様々な形で、多くの方々と共に作り上げていきたいと思います!開催にあたっては、皆さまからのご支援が必要です!よろしくお願いします!

▼さっぽろレインボープライドについて▼

皆さん、こんにちは。さっぽろレインボープライド実行委員会で委員長をさせて頂いております、柳谷由美です。
さっぽろレインボープライドは、1996年から17年続いたLGBT(※LGBT とはゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー/トランスセクシュアルの頭文字からなる語であるが、本団体ではそれら以外の性的マイノリティ[アセクシュアル、X ジェンダー、クエスチョニング、ノンバイナリー、クィアなど]を含む語として解釈して用いている) パレード「レインボーマーチ札幌」の意志を引き継ぎ、2017年新たに立ち上がった団体です。

「誰もが自分らしく生きられる社会を実現したい!!」

私たちはLGBTパレードや企業・教育現場などへの講演活動や、啓発活動などを通してLGBT当事者が身近に存在することを発信したり、LGBT当事者だけでなく様々な困難を抱えた誰もが、自分らしく生きられる社会を実現するために活動を行っております。2021年度はLGBT当事者、アライ(支援者)を合わせて18名の実行委員によって運営を行っております。

▼プロジェクトをやろうと思った理由▼

2020年はコロナ禍で、多くのイベントが中止、延期、自粛などの判断となる中、出来る限りの対策を行い規模縮小の形で開催をさせて頂くことができました。
昨年はこのような情勢の中で、イベントを開催することが正しいのだろうかと、頭を抱える日々でした。
実行委員それぞれの生活にも不安を抱えた中での運営となり、完全に歩みが止まってしまった時期もありました。活動を続けることも、止めることもどちらを選んでも苦しい状況でした。過去20回の開催を続けてきた札幌でのLGBTパレードは、今までに台風や様々な災害、困難な状況であっても歩みをとめることなく開催を続けてきたイベントでもあり、毎年開催することを諦めずに運営を行ってきました。
そして昨年も出来る限りの対策を行い、オンライン配信も併用した形で、パレードの原点ともなる「自分らしく歩くこと」をイベントの中心として、無事に開催を終えることができました。

去年より今年、今年より来年、と年を重ねる度に多くの方々に関心を寄せて頂いているイベントであると感じています。直接お会いすることが出来なくとも、遠くから、また様々な形で沢山の方にご参加を頂き、イベントとしても運営団体としても成長をさせて頂きました。
また規模に関わらず、どんな状況であっても希望を持ちながら運営を行っていくことそのものに、私達自身も励まされていたことを改めて感じました。

昨年も多くの方々にご支援頂き、またご参加頂けたことに改めて感謝をいたします。

そして、全国的にもパートナーシップ制度が100を超える地域で施行されるようになり、ますますLGBT当事者の存在が可視化され、社会に理解され、認められつつあり、その変化をイベントを通して感じることもできる一方で、未だに差別的な言動を耳にしたり、自分らしく生きることが難しい環境の中で生きている当事者も多くいらっしゃるのが現状です。

「違いを共有し、認め、祝福したい!」

肌の色や、国籍、性別、性的指向など1人1人が違って当たり前のはずなのに、その当たり前が時には家族や、学校や、職場、様々な場面で否定されてしまい、自分らしく生きていくことが困難な状況もあるかもしれません。さっぽろレインボープライドは、ありのままの自分で、それぞれの違いを互いに祝福し合うイベントで在りたいと思っています。

そして今年も2021